NASCAR

“トヨタ・タンドラ”2,3,4位入賞。惜しくもゴール直前 僅差で勝利を逃がす。5台がトップ10フィニッシュ

<TOYOTA>
NASCARクラフツマン・トラックシリーズ第13戦 Kentucky 225
7月9日(土)米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイで、NASCARクラフツマン・トラックシリーズ第13戦「Kentucky 225」が行われた。6週間連続という過酷なスケジュールの連戦も、今大会で一区切りとなる。  午後5時から行われた予選では、前日の公式練習1回目でベストタイムをマークしたB.レスターが、コースレコードでポールポジションを獲得。トップ6に4台の“トヨタ・タンドラ”が入り、決勝に期待を繋いだ。
 
日も落ちて、暑さも和らいだ午後8時15分、5万人以上の観客の見守る中で決勝レースのスタートが切られた。
スタート直後、ポールポジションのB.レスターを先頭に、2位にはジャンプアップした3番手スタートのD.ロイティマン、3位には5番手スタートのM.スキナーが続き、“トヨタ・タンドラ”がトップ3グループを形成。まもなくB.レスターは後退するが、M.スキナーが後続を大きく引き離し、序盤戦を支配。その後も首位をリード。
中盤戦では、上位争いに、D.ロイティマンとT.ボダインが加わりレースを終盤戦へ持ち込んだ。
しかし、ゴールを目前にした146周目に、首位のT.クック(フォード)がクラッシュ。残り2周での超スプリントの再スタートとなり、3台の“トヨタ・タンドラ”が、首位に立ったD.セッツァー(シボレー)に襲いかかった。しかし、惜しくも僅かに及ばず、T.ボダインが2位、D.ロイティマンが3位、M.スキナーが4位でフィニッシュ。
6位には自己最高位となるB.ウィット、9位にJ.ベンソンが入り、“トヨタ・タンドラ”はトップ10を5台が占めた。
次戦第14戦は、7月23日(土)にテネシー州メンフィスのメンフィス・モータースポーツ・パークでナイトレースとして行われる。
ドライバー T.ボダイン:
「最終ラップで何とか逆転しようとターン2で仕掛けたが、オーバーステアに見舞われ、ラインを外すことになってしまった。今夜はずっと、軽いオーバーステア気味で、望む通りのラインを取れなかった。しかし、それでも2位入賞を果たすことが出来た。前戦カンザスで1位、そして今回2位という流れは悪くない。今日も私の“トヨタ・タンドラ”は速く、強かった。2位入賞という結果にはもちろん不満はない。次も上位入賞を狙っていく」