Kazuki Saito

おそるべし、北国のタクシー・ドライバー

昨日の朝小樽から帰ってきました。3回目の地域説明会も無事に終わり、あとは警察へ道路使用許可の申請を行うだけです。この1ヶ月はまさにラスト・スパートといったところですね。
前回はマイナス8度だった小樽ですが、今回は寒くてもマイナス2度と、それほど辛くはありませんでした(だいぶ感覚が麻痺してきた?)。ほとんどの道路を覆っていた雪がだいぶ溶け、アスファルトが見えていたのは少し新鮮でしたが、この溶けはじめの状態が危険で、夜は完全に凍ってしまいます。坂道の多い小樽は、凍ってしまうとどうしようもなく、後輪駆動がほとんどのタクシーは大変そうでした。

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それにしてもこのタクシーの運転手さんは、場所が場所だけに運転のうまい人が実に多い。雪道を豪快に飛ばし、「こんなスピードで信号止まれるんだろうか?」とつい心配してしまうほど、ブレーキングも絶妙です。あまりのうまさに、思わず「タクシーはABS付いてるんですか?」なんてマヌケな質問をしてしまったのですが、「あーんなもん邪魔なだけっしょ」とひとこと。Uターン時はきれいにスピンターンを決めるし、実にカッコよかったですねー。
冬は観光客が少なくなるという小樽で、ぜひ「タクシー・ドライバー日本一決定戦」をやったらどうでしょう。特設ステージを設けて、冬道の限界に挑むようなシチュエーションを作れれば、かなりおもしろいと思います。小樽グランプリの冬版として、企画してみようかな・・・・・・。