CHAMP CAR

セバスチャン・ブルデイがエドモントンでチャンピオンシップのリードを奪い返す

<Champ Car World Series>
レクソール・グランプリ・オブ・エドモントンの週末を迎えたとき、シリーズ・チャンピオンシップのトップは3人によって争われていた。ところが、チェッカード・フラッグが振られると、セバスチャン・ブルデイ(#1マクドナルド・コスワース/DP01/ブリヂストン)が、彼の経験を活かしてレクソール・スピードウエイのイベントを制し、ポイント・スタンディングスで20ポイントのリードを築き上げた。
ブルデイがこの日曜日に輝きを見せた一方、彼の最大のライバルとなる二人はトラブルばかりで、良いところがまったくなかった。ロバート・ドーンボス(#14ミナルディ・チームUSAコスワース/DP01/ブリヂストン)は、ポイント・リーダーとして決勝をスタートしたが、レース中にリズムを掴めなかった。69周目のターン1でアレックス・タグリアーニ(#8タイド@ウォール・マート・コスワース/DP01/ブリヂストン)と接触したこのオランダ人は、1周遅れとなってしまい、11位まで順位を落としてフィニッシュ。ポイント・ランキングで2位に後退した。
ウィル・パワー(#5オージー・ヴィンヤーヅ・コスワース/DP01/ブリヂストン)は、ポール・ポジションからレースをスタートしたものの、グリッドに塗られた滑りやすいペイントのため、ブルデイのジャンプ・アップを許し、第1コーナーでリードを奪われた。それからパワーは20周目に始まった最初のピット・ストップまでブルデイの背後につける。イエロー・コーション中に行われたピット・ストップでは、ブルデイがピット・ボックスから出るところをキャサリン・レッグにブロックされた。パワーのチーム・オーストラリアのクルーはこのアドバンテージにより、オージー・ヴィンヤーヅのマシンをリーダーに押し上げ、パワーは49周目に始まったグリーン・フラッグ中のピット・ストップまでリードを守った。だが、このオーストラリア人ドライバーは誰よりも先にピット・インしたことで、再びブルデイにリードを明け渡す。ここからパワーはトラブルに見舞われ、ステアリングの部品が壊れたことで再度ピット・インせざるを得ず、このトラブルによって今シーズン初のリタイアを喫した。
安定したレース運びで、リーダーを視界に捉え続けたジャスティン・ウィルソン(#9CDWコスワース/DP01/ブリヂストン)は、8戦連続のトップ5フィニッシュを果たした。2位を獲得したこのイギリス人ドライバーは、チャンピオンシップでトップのブルデイを除くほかのタイトル・コンテンダーに迫り、2位との差をわずか9ポイントにまで縮めた。
3位に入ったニューマン/ハース/ラニガン・レーシングのルーキー、グラハム・レイホール(#2メディ|ゾーン・コスワース/DP01/ブリヂストン)は、まだ始まったばかりのキャリアで最高のレースを見せ、予選4番手から一日中、先頭集団を走っていた。この表彰台フィニッシュはレイホールとって今シーズン2回目となる。
チーム・オーストラリアのシモン・パジノウ(#15オージー・ヴィンヤーヅ・コスワース/DP01/ブリヂストン)は、3戦連続の4位フィニッシュ。パジノウの力強い走りによって、チーム・オーストラリアは第一回チャンプ・カー・カナダリアン・トリプル・クラウンのタイトルを獲得した。二人の平均順位は5.2位で、ニューマン/ハース/ラニガン・レーシングのブルデイとレイホールの平均順位5.5位をわずかに上回った。
5位と6位に入ったのは、フォーサイス・チャンピオンシップ・レーシングのポール・トレイシー(#3インデック・コスワース/DP01/ブリヂストン)と、オリオール・セルビア(#7インデック・コスワース/DP01/ブリヂストン)。この二人のドライバーはブルーノ・ジュンケイラ(#19サニーズ・BBQコスワース/DP01/ブリヂストン)から終始受けていたアタックを退けた。ジュンケイラはダン・クラーク(#4ミナルディ・チームUSAコスワース/DP01/ブリヂストン)の前の7位でフィニッシュしている。
ルーキーのニール・ヤニ(#21レッドブル・ガルフストリーム・コスワース/DP01/ブリヂストン)は、見事なスタートで5番手から3番手にジャンプ・アップしたが、1回目のピット・ストップでエンジン・ストール。このスイス人ドライバーは17位でコースに戻り、ポジションを徐々上げて9位でフィニッシュした。ヤン・ヘイレン(#34チャンプ・カー・グランプリ・オブ・ベルギー・コスワース/DP01/ブリヂストン)が、今シーズンのベスト・フィニッシュを記録し、コンクエスト・レーシングのマシンは10位に入った。
チャンプ・カー・ワールド・シリーズの次の舞台は、シリコン・バレーの中心に特設されるサンノゼ・グランプリ・アット・レッド・バックレースウェイ。プラクティスと予選は7月27日から始まり、7月29日の日曜日、現地時間午後3時、アメリカ東部時間午後6時にレースのスタートが切られ、アメリカのESPN2によって生中継が配信される。また、レース・ファンは チャンプ・カー・ワールド・シリーズの公式ウエブ・サイトwww.champcar.ws にあるレース・ディレクターを通じて視聴が可能だ。
トップ3インタビュー
セバスチャン・ブルデイ:「面白いレースだったよ。でも、いつものようにタフだったね。ここは体の負担が大きいけど、その分勝ったときはほんとうに気持ちが良いんだ。みんなはレースが終盤へ向かうにつれて疲れを見せていたように思う。マクドナルドのマシンが速かった。それが今日勝てた理由のすべてさ」
グラハム・レイホール:「メディ・ゾーン・チームにとってとても安定した週末になったね。今日のレースもまた良いパフォーマンスだった。うまくスタートが切れたと思ったけど、ジャスティンに並んだら、ニールも彼の内側にいたことに気づいたんだ。だから、レースの前半は彼らをずっと追いかけていた。それからできるだけ燃料をセーブしていたら、僕たちの思い通りの展開になったよ」
ジャスティン・ウィルソン:「長くてタフなレースだったね。凄く楽しかったよ。僕たちは全力を尽くしたけど、ほんの少し足りなかったんだ。CDWのチームは週末を通して素晴らしい仕事をしてくれた。CDWのためにまたこのエドモントンで、表彰台フィニッシュを飾ることができて嬉しいよ」