Kazuki Saito's

“チャンプ・カー北の国へ” 日本初・公道グランプリ開催への道! 第28歩>>道路使用許可を申請に警察署へ

ついに訪れた待望の瞬間!
・・・・・・のはずが事態は思わぬ展開に
 今まで小樽グランプリを見守っていただいた方はご存じだと思うが、我々はこの4月に警察へ道路使用許可の申請を行い、時間をかけて様々な課題を警察と協議していく予定だった。その詳しい流れは今週号の特集をご覧いただいたとおりだが、今回、警察に申請を受理してもらえなかったのである。
 忘れもしない4月28日、北海道テレビの人達に見送られて、北海道小樽グランプリ推進協議会の理事長である木下さんと事務局長の荒澤さん、僕の3人は小樽警察署に申請書を提出した。協議会が最初にここを訪れたのが2004年で、それから数十回訪問し、2年以上の歳月をかけて添付資料の準備を進めてきた。我々にとって待望の瞬間となるはずだったのだが、申請書を見た係の女性は突然立ち上がり、どこかへ消えてしまうではないか。この時の状況を、いったいどう表現すればいいだろう。明らかに普通ではない雰囲気がそこにはあった。残された僕らは、誰か何か悪いことでもした? という感じでお互いの顔を見るしかない。
 しばらく経って中に呼ばれ、交通課の方と話し合う事になったのだが、そこで言われた事は我々の予想していたものとまるで違っていた。通常の申請と違い、内閣府の地域再生計画に認定されている小樽グランプリは、その支援措置である特定地域プロジェクト・チームで協議し、課題をクリアする目処が立った後でいいと言う。その上で安全が確保され、地域のためになるのが明確であれば、反対はできないと言うのだ。決して誤解していただきたくないのは、受理してもらえなかったからと言って、警察が非協力的ではないと言うこと。むしろその逆で、毎回とても親切に対応してくれる。オブザーバーとして、常にプロジェクト・チームのミーティングにも参加しているのだ。申請は延期となったが、今回の一件で警察との距離は近くなったとさえ思う。
 もっとも、地域再生計画に認定されて国が支援してくれているからこそ、このような展開となったわけで、やるべき事がはっきりしたのは大きい。

筆者近況
今日は北海道庁に行って近藤副知事と面会し、その場で新しい観光局長の平塚さんと建設部次長の清野さんをご紹介いただきました。プロジェクト・チームの議長を務める国土交通省 北海道運輸局の照井さんにも会って現状を説明。海外からの観光客増加を推進する国の企画、YOKOSO JAPANを担当する照井さんは、とても協力的でありがたいです。5月21日はコース予定地で、ゴミ拾いのボランティアをします。
(オートスポーツ誌 2006年5月25日号に掲載)