Hiroyuki Saito

今年3度目のインディアナポリスで

いよいよ迎えた決勝日の週末、カーブデイ前日となる木曜日にインディアナポリスに入りました。今回はシカゴから陸路で入ることになり、ひたすら車で走りました。シカゴから南東に約3~4時間ドライブすることになるのですが、その道中でオアシスというなのサービスエリアを見かけます。

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シカゴ・オヘア国際空港から190フリーウエイを通って、294というトールウエイ(有料道路)を10分くらい南下するとひとつ目のオヘア・オアシスにたどり着きます。日本で言う高速道路のパーキング、サービスエリアで、ファースト・フード系のお店があるところですね。このオヘア・オアシスはトールウエイをまたがってその上にお店があるのが特徴です。僕の知っている限りでは日本ではもちろん、アメリカでもあまり見かけませんね。

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今回は久しぶりにシカゴから車で移動し、改めて気づいたのですが、このようなトールウエイ上にあるオアシスが、オヘアを含めて294上に3つもあったことです。南下するたびに店舗数も減りますが。

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トールウエイなので料金所がフリーウエイになるまでに3ヶ所もあります。料金は80セントなので、日本の首都高に比べたらとても安いですが、工事をしていたのでそのたびに渋滞となる始末。レンタカーなので、I PASS(日本で言うETC)を通ることができず、かなり時間がかかりました。そんな感じでオヘア・オアシスから約4時間もかかって、待ち合わせしていたインディアナポリス空港に到着しました。

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その後、ホテルに着き、落ち着いて夕食を食べに行きました。どこに行こうかと思ったのですが、ホテルの目の前に、“FUJIYAMA”というお店があったのでそこにしました。アメリカのジャパニーズレストランをこのコラムでご紹介しようと思って。
ここは案の定、アメリカの典型的な鉄板焼きジャパニーズレストランでした。名前からしてそんな感じです。アメリカ人が発想する日本といえば昔から“FUJIYAMA”と“GEISYA”です。ある意味、王道のネーミングですね。

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店に入ると20年位前の渡 哲也のポスターがテレビの脇で出迎えてくれます。日本刀のディスプレイはもちろん、日本を連想する小物のディスプレイも欠かせません。

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奥に見える絵は決して日本の殿様ではない感じです。どこの国の王様なのでしょうか。まぁ、殿様でもなんだかやり過ぎな感じを受けますが、日本人が始めたお店ではないでしょうね。
オーダーしたのですが、鉄板の周りの席が埋まらないと料理は始まりません。やっと席が埋まってメキシカン・シェフが現れると、おもむろに料理を作り始めました。鉄板料理には欠かせないアトラクション的なこともします。見た目では楽しませてくれますね。

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ヒバシ・ステーキというものを頼んだのですが、意外とおいしかったですね。サイコロ・ステーキみたいな感じです。なんだかアメリカの生活に慣れてきたのか、舌の感覚が悪くなってきたのかといわれそうですが・・・・・・。
アメリカではジャパニーズスタイルのお店が沢山ありますが、この“FUJIYAMA”は典型的なアメリカ人向けのところでした。日本にはないので、アメリカに着たら一度いってみることをお勧めします。いろんな意味で楽しいですよ。