前回の オージーパワー1 の続きネタです。
いや〜、開幕戦はスゴいレースでしたね!
オープニングの多重事故にはまいりましたが、その後はさすが荒れた場所で走り慣れているインディカー・ドライバーたち、しっかりと素晴らしいレースにまとめてくれました。マルコ(アンドレッティ)にも大きなケガがなくて本当によかったですね。
さて、「遅い」ドライバーを速く走らせることはできないけれど、「速い」ドライバーを遅く走らせることはできる。とはよく言われるのですが、ライアン・ブリスコーはなぁ〜。速いんだけど、あまりに分かりやすい失敗が多い。昨年我慢の2位を続けていた頃は強さを身につけつつあるのかと思ったのですが、やはりブリスコーはブリスコー、やっぱダメでした。ま、そこがいいんですけどね。それにあの時点ではスポット参戦のライアン・ハンター-レイに肩入れしつつ観る状況でもあったので、まぁいいかな? なんて納得。
しかしそんな状況をあざ笑うかのように、あっさりとウィル・パワーがハンター-レイから優勝を奪っていきました。うぅむ、強い、容赦ない。チャンプカー時代の速いが脆い、ブリスコーと似たようなイメージがなくなってきた感があります。しかもこれが腰椎骨折後の久々のレースだったのですから、本当に驚きの才能です。ペンスキーの力ですね。
また同じく骨折から復活のビトー・メイラ、見事な3位。2年目のラファエル・マトスは成長を見せ、レースを4位でまとめてみせました。シモーナ・デ・シルベストロはレース前にルーキーにもかかわらず「自信はあるわよ」と言っていたとおり、力強い走行でした。結果は残らなかったものの、強い印象を残したのが、ファストレーシングのタグリアーニ。後方集団と考えていたのですが、ベテランにして予選2番手は脅威的です。最後に次戦こそ日本人ドライバーの2人に期待です!
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ