Hiroyuki Saito

スイス旅情(2010)−2度目のジュネーブは慣れたもんです−

2月28日の午前6時にロサンゼルスを旅立ち、アメリカの首都ワシントンD.C.を経由して、スイスのジュネーブへと合計約13時間のフライトを経て到着したのは、日付が変更した3月1日の午前7時30分でした。
ワシントンD.C.での乗り継ぎ時間が約3時間40分もあったのでね、約17時間をかけて移動したことになります。日本からだとロサンゼルスを経由してマイアミに行くような感じでしょうね。2度目でもそうスイスイいけるところじゃないですよ。結構、遠いです。
ともあれ、ジュネーブ・モーター・ショーの取材で2度目のジュネーブの地に降り立ったわけですが、やはり一度来ているとね、イミグレーションを通過して空港の外へ出た後の行動に落ち着きがあります。
昨年と同じホテルを予約していたので、そこまではバスに乗って行けばいいし、お金だってATMで100スイスフランくらい引き出せば十分だっていうのも知っています。

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空港内のトラベル・インフォメーションでマップをもらえば、ダウンタウンまでの行き方は大体分かるもんです。しかも今回は日本語のジュネーブ観光案内的なパンフレットも発見したのでね、もうばっちりです。
昨年、初めて来たときの挙動不審な態度(昨年の“スイス旅情”を読んでいただければ、その違いが分かりますが、長いのでね、時間がある人はどうぞ)は、自分で言うのもなんですが、今年はまるで別人のような行動です。
アメリカ国内を移動しているような感じでしょうか。もう分かっているよっていうか、知っているんだぞっていう顔でね、到着後の一連の行動を済ませ、バス停へと向かいました。

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そうそう、このグリーンの“10”っていう番号のバスに乗れば、ホテル近辺に行くんだったなって駆け込むと、聞き覚えのあるフランス語のアナウンスが流れ出し、バスが出発しました。何を言っているのかはまったく分かりませんが、停まるところは分かっているのでね、ノー・プロブレムです。

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見覚えのあるホテルが近づき、その停留所で降りました。まだ午前9時前です。ダメもとでチェックインできるかどうか、昨年も受付してくれた女性に頼んでみると「大丈夫よ」と、今年もうれしい答えが返ってきました。メルシーですな。

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ホテルの部屋はアメリカに比べると相変わらず狭いのですが、一人だったら十分なスペースっていう風に思える余裕が今年はあります。

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小腹が空いていたので、ちょいと腹ごしらえだってロビーにある販売機でね、お疲れだからレッドブルにチョコバー、それと日本だとよく高速道路のサービスエリアにあるコーヒーの自動販売機的なマシンでエスプレッソを購入。このエスプレッソが販売機にしては結構、うまいんです。

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オートショーは午後から開場なので時間も十分にあります。それではと、これらを頂きながらダウンダウンまで向かうバスの乗り継ぎをマップで確認しました。
さぁ、すべての準備が整いました。あとは部屋を出てバスに飛び乗り、昨年見ることができなかったジェドー(噴水)、そう、レマン湖畔へと向かうだけです。
次回こそ、“レマン湖の噴水”をお伝えしますよ。