NASCAR行きか？ と言われ、注目を集めていたダニカ・パトリックの将来は、なんとAGR入り！ まぁペンスキーとかだともっとビビるわけですが、とにかく驚きです。現在のレイホール・レターマン レーシングでは、予選の走りは光るものの決勝では伸び悩んでいる感じがあったので、環境を変えたのはいい選択なのかもしれません。チャンピオン経験のあるトニー・カナーンを上回ることができるかが見どころかな？
さていっぽう人気ドライバーのダニカ選手が抜けると、心配なのはチームレイホール。ボビー・レイホールの息子さん、グラハム・レイホール(アトランティックシリーズで活躍中)が昇格するのはウワサにもなっていないし、誰が乗るのでしょう？ 持ち前の人脈とビジネスセンスで乗り切ってほしいものです。
またJack Amanoさんのコラムにあったダリオ・フランキッティとブライアン・ハータの噂(AGR+アキュラでALMSに参戦)も気になりますよね。この2人がオープンホールレースからいなくなってしまうのは残念ですが、ALMSは盛り上がるかも？ AGR+アキュラが参戦するLMP2カテゴリーには、既にペンスキーがいるのも面白い。ペンスキーはポルシェのワークスチームとして活動し、排気量の大きなLMP1クラスに勝つほどの実力。このペンスキーを打ち破るには彼らくらい速さと開発力が必要ということでしょうか。
アメリカのレースは複数のカテゴリーが独立してその人気を争っている感じ。それぞれ開催数も多いし、特徴もそれぞれ全然違うのに、ストーブリーグでは絡んでくるので、今後の展開を読むのが難しいなぁ〜。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
Illustration & TEXT by アラブルカ