チャンプカーいちのコワモテ、ポールトレーシー。
その風貌どおり、彼の走りは荒法師のよう。
争う相手がチームメイトでもお構いなしで、ともにクルマにダメージを受けるシーンを何度見たことか……。でもその容赦のないバトルは魅力満点なのです。
その激しいレース内容のためか、デビューから長い間チャンピオンを獲れない時期が続きました。そして2003年、ようやくタイトルを獲得。この年は我慢の走りをしていましたねぇ。
しかしそこに現れたのは新人、セバスチャン・ブルデイ。
その容姿からは想像できないのですが、ポールトレーシーとのバトルに一歩も引かず、2004、2005年のタイトルを奪いました。
ちなみに茶々を入れているジミー・バッサーも1996年のチャンピオン。40歳の大ベテランです。ひょうひょうと安定してポイントを取るイメージなのですが、獲れるときはポールもガシッと獲得。いぶし銀です。
カート出身が多くなったチャンプカー界で、アメリカンドライバーらしいミジェット出身なのも泣かせます。
まだまだ活躍してほしいのですが、40歳。
今年はチーム運営に専念かなぁ？
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ