[Welcome to NASCAR – ナスカー NASCAR -]
2007年のインディカーシリーズチャンピオンにしてIndy500ウィナー、ダリオフランキッティがNASCAR（ナスカー）移籍を決断。しかもチームはチップガナッシというから驚きです。そう、一足早くNASCAR入りしたモントーヤのチームメイトになるわけです。
ダリオ・フランキッティとファン・パブロ・モントーヤは1999年のCARTでチャンピオンを争ったライバル同士（ダリオ・フランキッティはTeam KOOL GREENで、ファン・モントーヤがTarget Chip Ganassiに在籍でした）。しかも同点で優勝回数の差からモントーヤがチャンピオンという結末でしたよね。このとき将来NASCARでこの2人が走るとは全く予想できませんでした。
またこの2人の他に、ジャック・ウ゛ィルヌーブとパトリック・カーパンティエがNASCAR入りを発表。NASCARはいきなりドライバーの国際化が進むことになります。とはいえ4人ともCARTやインディ経験者なので、まったくのよそ者というわけでもなんですけどね。
さて今年のNASCARは既に33戦が終了。残すところあと3戦となったわけですが、チャンピオン争いはヘンドリックのジェフ・ゴードンとジミー・ジョンソンに絞られてきました。ジェフ・ゴードンは鈴鹿で行われたNASCARのエキシビジョンレースにも出場しましたし、モントーヤとマシン(F1とカップカー)を交換して走ったりと、国際的な話題もあるドライバー。一方のジミー・ジョンソンはそのジェフ・ゴードンの弟子にして2006年チャンピオン。チェイス(プレーオフのようなもの)は、最後まで目が離せません！
来年はこのヘンドリックというチームに、デイル・アーンハートJrが加入。Srは日本でも知っているかたは多いはずですが、Jrもただの2世ドライバーではなく、かなりの実力者です。
この他に来年トヨタに鞍替えするジョー・ギブズレーシングのトニー・スチュワートとデニー・ハムリン。ラウシュ・レーシングのカール・エドワーズとマット・ケンゼスあたりを押さえると、初めてNASCARを観るにはいいのかも？ と今年から観はじめた僕は思うのであります。
NASCARはチャンプカーやIRL、F1やルマンやツーリングカーとも違うレースなので、最初はレースの観かたに戸惑うところですが、迫力や駆け引きがとても面白いレースです。来年はトヨタが活躍しはじめそうなので、注目のカテゴリーかもしれませんね。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ