NASCAR

デニー・ハムリンが6位フィニッシュ

<Toyota>

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第8戦 Subway Fresh Fit 500

画像

4月18日(土)、米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第8戦「Subway Fresh Fit 500」が開催された。

 17日(金)ネイションワイド・シリーズ戦の決勝レースを前に、午後4時から予選が行われ、カイル・ブッシュが最前列2番手を確保。ブライアン・ヴィッカーズが5番手、デヴィッド・ロイティマンが8番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝に駒を進めた。

 18日(土)午後5時45分に1マイルオーバルを312周(312マイル:約500km)して戦う決勝レースのグリーンフラッグが振り下ろされた。

 2番手スタートのKy.ブッシュはハンドリングの問題を抱えながらも上位を走行。12番手スタートからポジションを上げてきたデニー・ハムリン、5番手スタートのヴィッカーズ、8番手スタートのロイティマンと共に、トップ10圏内でのバトルを繰り広げた。

 イエローコーションが出ないまま、230周目前後からグリーン下で続々とピットイン。10位前後を走行していたヴィッカーズはピットインを遅らせ、243周目に首位に立つと、直後にピットイン。しかし、この時にピットロードでのスピード違反のペナルティを受け、大きく後退。

 ゴールまで残り10周あまりとなった300周目、この日6度目のイエローフラッグが出されると、トップグループは全車ピットイン。4位を走行していたKy.ブッシュは、好ピット作業にも助けられ2位へでピットアウトしたが、ここで痛恨のピットロードスピード違反を科され、17位までポジションダウンを余儀なくされてしまった。
 レースは306周目、残り6周でのバトルとなった。“トヨタ カムリ”勢最上位の4位で再スタートを切ったハムリンは、最後のスプリントレースでも激しいポジション争いを繰り広げたが、6位でチェッカーを受けた。

 ロイティマンは8位。Ky.ブッシュは17位に終わった。

 今大会の結果、ハムリンはランキングを一つ上げ5位に。ロイティマンも9位に浮上し、7位のKy.ブッシュと共に、3人が現在ランキングトップ10に入っている。

 次戦第9戦は4月26日(日)、米国部アラバマ州のタラデガ・スーパースピードウェイで開催される。

ドライバー デニー・ハムリン:
「アップダウンの激しいレースだった。序盤は好調にレースを戦えたが、中盤はあまり良くなく、最後はまずまずだった。私の“トヨタ カムリ”はレースを通してずっとアンダーステアに苦しんでおり、それを完全に修正することは出来なかった。ただチームのために戦い続けた。厳しいレースだった」

第8戦 Subway Fresh Fit 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回

1 1 5 マーク・マーティン シボレー 312
2 6 14 トニー・スチュワート シボレー 312
3 3 2 カート・ブッシュ ダッジ 312
6 12 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 312
8 8 00 デヴィッド・ロイティマン トヨタ カムリ 312
14 29 47 マーコス・アンブローズ トヨタ カムリ 312
17 2 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 312
19 5 83 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 311
21 31 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 311
34 18 82 スコット・スピード トヨタ カムリ 310
36 37 36 スコット・リグス トヨタ カムリ 307
37 32 55 マイケル・ウォルトリップ トヨタ カムリ 307
39 23 7 ロビー・ゴードン トヨタ カムリ 243
41 22 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 76
42 34 66 デイヴ・ブレイニー トヨタ カムリ 59

観客数(主催者発表):80