＜VERTEX SPORTS＞
＜２００９．２．６ フロリダ州 デイトナビーチ＞
現地時間２月６日（日本時間２月７日）、明日７日の土曜日にデイトナインターナショナルスピードウェイにて開催される 『２００９ ＡＲＣＡ ＲＥ／ＭＡＸシリーズ』 第１戦、 『Ｌｕｃａｓ Ｏｉｌ Ｓｌｉｃｋ Ｍｉｓｔ ２００』 決勝レースのスターティンググリッドを決めるための予選セッションが行われた。 予選は各車１台ずつの走行で、タイムアタックのため２周のみの走行となる。 前日の練習走行を好調のうちに終えた 『ＣａｒＮｏ.０１ Ｙｏｋｏｓｏ！Ｊａｐａｎ ＴＯＹＯＴＡ』は、全車５４台中４５番目にタイムアタックに挑む。
一方、この日 『Ｈａｔｔｏｒｉ Ｒａｃｉｎｇ Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅｓ （ＨＲＥ）』は大切なゲストを迎えた。 観光庁及び日本政府観光局（ ＪＮＴＯ）が推進する 『ビジット・ジャパン・キャンペーン』 との共同プロジェクトとして本レースに参戦する『ＣａｒＮｏ. ０１ Ｙｏｋｏｓｏ！Ｊａｐａｎ ＴＯＹＯＴＡ』 の応援と視察を兼ね、ワシントンＤＣ在米国日本国大使館公使古澤氏、在マイアミ日本国総領事館総領事山口氏、同領事村松氏及び日本政府観光局（ＪＮＴＯ）ニューヨーク事務所より小幡氏（順不同・敬称略）の各氏が訪デイトナされた。 ＡＲＣＡプレジデントのロン・ドレイガー（ＲｏｎＤｒａｇｅｒ）氏との会見、ドライバーのマイケル・アネット（Ｍｉｃｈａｅｌ Ａｎｎｅｔｔ）を交えた写真撮影やレースカーの走行の見学など、各氏精力的に視察された。 本視察は全米ナンバー１スポーツ専門放送局ＥＳＰＮ等各メディアの興味も集め、ＪＮＴＯの小幡氏はＳＩＲＩＵＳ ＮＡＳＣＡＲラジオステーションの記者からインタビューを受けるなど、本プロジェクトの目的である 『ビジット・ジャパン・キャンペーン』の推進にも成果が見られた。
午後１２時ちょうど、快晴ながらも肌寒さが感じられたデイトナにも日差しがさし始め、摂氏１５度近く気温が上昇する中予選セッションが始まった。 ピットロードで走行を待つ間にも、昨年のデイトナ勝者、マイケル・アネット（ＭｉｃｈａｅｌＡｎｎｅｔｔ）がドライブする 『ＣａｒＮｏ.０１ Ｙｏｋｏｓｏ！Ｊａｐａｎ ＴＯＹＯＴＡ』 に注目が集まる。 午後１時３０分、クルーが見守る中ピットロードから勢い良く飛び出した 『ＣａｒＮｏ.０１ Ｙｏｋｏｓｏ！ Ｊａｐａｎ ＴＯＹＯＴＡ』 は、１周目を慎重に周回しタイヤをあたため、２周目、いよいよタイムアタックを開始。 昨年の勝者らしい余裕さえ感じられる貫禄のある走りで叩き出したタイムは４９．６４４秒。 結果、全車５４台中４位の好成績で明日の決勝レースを迎えることになった。なお、明日の決勝レースの開始は午後４時１５分を予定しており、レースの模様はＳＰＥＥＤチャンネルにて全米に生中継される。
■チームオーナーコメント （Ｓｈｉｇｅａｋｉ Ｈａｔｔｏｒｉ）
昨日の練習走行では予選の為のセッティングをあまり行わずレースのハンドリングを重視しましたのでドライバーのマイケルも予選前はかなりナーバスになっていましたが４位で予選を通過する事ができ、今はレースに対して自信を持っているようです。自分自身ではこのレースに向け最高のエンジン、マシン、ドライバーと今考えられるベストの要素を揃えたつもりですので後は明日のレースの結果がどうなるか楽しみにしています。
また今日の予選の為にお忙しスケジュールを調整してくださりデイトナまで応援に駆けつけてくださった山口総領事、古澤公使、村松氏、小幡氏、石川さん、本当にありがとうございました。応援してくださるすべての皆様の為にも明日は勝利に向け全力で戦います。
■ドライバーコメント （Ｍｉｃｈａｅｌ Ａｎｎｅｔｔ）
今日の予選の結果にはとても満足しています。 昨日の練習走行の後、クルーと予選ではトップ１０には入れるだろうという話をしていたので、この結果はチームにとっても嬉しい驚きです。
■チーフクルーコメント （Ｍｉｋｅ Ａｂｎｅｒ）
昨日からの好調を今日もキープ出来たようです。 マシンは非常に良く仕上がっており、ドライバーも素晴らしい走りを見せてくれているので、明日の決勝は勝ちに行きます。