NASCAR

『HRE』、予選2番手から荒れたレースを5位でフィニッシュ

<Vertex Sports>

<2008.9.13 インディアナ州セーラム>
現地13日、ARCA RE/MAXシリーズ 第18戦 『Eddie Gilstrap Motors 200 by Advance Auto Parts』 が開催され、『 HATTORI RACING ENTERPRISES(HRE)』の CarNo.01 AISIN TOYOTA をドライブするSean Caisse (ショーン・ケース) は、予選2番手からスタートし、途中で一時レースが中断されるなど荒れたレースを5位でフィニッシュした。

Salem Speedway は1周が0.55マイルのショートオーバルコースで、オープンが1965年というアメリカで最も歴史のあるサーキットのひとつであり、ここから多くのアメリカンヒーローが誕生した場所でもある。

メインスポンサーであるアイシン精機は、1988年にセーラムの隣町シーモアに生産拠点を建設し現地のコミュニティーと長年に渡る信頼関係を築いており、レースにはシーモアの市長、開発公社をはじめ現地の工場から300名の従業員と家族が招待された。 また、日本からは豊田会長夫妻が応援に駆けつけ、サーキットにはアイシン精機のホスピタリティブースが設営され、ゲストや従業員とその家族などで大盛況のイベントとなった。

現地時間13:05から行われた練習走行では、レースに向け燃費の確認やタイヤのチェックなどを行い5番手で走行を終えた。
現地時間16:00からの公式予選でチームはレースに向けてタイヤをセーブする作戦をとり、他車が2周のタイムアタックをするなかタイムアタックを1周にとどめるよう指示を出す。その中で CarNo.01 AISIN TOYOTA をドライブする Sean Caisse(ショーン・ケース)は17.23秒を記録して2番手で予選を通過した。
現地時間19:15、決勝レース(200周/110mile)がスタート。 CarNo.01 AISIN TOYOTA の Sean Caisseは、スタート直後のターン1でアウト側から予選トップのCarNo.99をパス。トップでグランドスタンド前を通過すると、アイシン応援席からは大歓声があがりサーキットは興奮に包まれる。3周目には予選3番手のスコット・スピードが2番手に上がり、またもや両者の対決になる。
このレースのもうひとつの見所は、1周800m のコースの中に30台のマシンが走るため、周回遅れを如何にうまくパスするかがレースの勝敗を分けるポイントになること。
88周目のターン2の立ち上がりで周回遅れに詰まったショーンは後続に瞬く間にパスされ5番手まで順位を下げる。
その後のピットインで『 HRE 』のクルーは素早い作業によってショーンをスコット・スピードの前でコースに送り出す。
140周目のバックストレートで4台のクラッシュがあり、レースは事故処理のため一時中断される。
レース再開後、ショーンは果敢に前車をパスし3番手まで順位を上げるが、他車との接触により凹んだ車体がタイヤに接触してしまい各コーナーで擦れたタイヤからスモークが上がり始める。 残り10周はタイヤをセーブしながらの走行となり、CarNo.01 AISIN TOYOTA は5位でチェッカーを受けた。

チームオーナーコメント ( Shigeaki Hattori )
今年最初のデイトナでのレース結果を踏まえ思い切った改革をした後、勝てないまでも常にトップ争いが出来ている事は、チームを立ち上げて1年目という事を考えると応援して頂いているスポンサーの方やチームメンバーまたすべての関係者に心から感謝しています。このサーキットは今までと違いかなり経験が必要な所なので苦労すると思っていたので、中盤までトップを走り優勝争いをしたショーンを今回は褒めてあげたいと思っています。レース序盤、トップで走っている彼に声援を送ってくれる現地社員の人達を見て、チームをスタートして良かったと誇りに感じました。
ショーンにはスピードがあるので、あともう少し経験を積めば次のナスカーのトップドライバーになる才能を秘めていると思います。彼も今年一緒に仕事をして成長したと思いますし、速いだけでは上のカテゴリーでは勝てないと言う事が身にしみて分かったと思います。しかし、チームを立ち上げた時の目標である優勝はまだ果たしていないので、優勝に向け引き続き精進致します。

ドライバーコメント ( Sean Caiss )
このレースにはたくさんの方が応援に来てくれたので、何とか勝てるよう自分自身ベストを尽くしましたがとても残念です。このレースで自分に何が足りないかがよく分かりました。これからそこをカバー出来るように努力して、必ず勝ってトップドライバーになります。今回レースに来て下さった社員の皆さん、日本から来て下さった会長と奥さん本当にありがとうございました。『 アイシンCAR 』で必ず勝ちますので引き続き応援してください。