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NASCARスプリント・カップ・シリーズ 第2戦【フォンタナ】フォト&レポート

<US-RACING>

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NASCAR第2戦は三日間とも雨に祟られることになった。昨晩からカリフォルニア・スピードウェイに降り続く雨は、朝になっても止むことはなく、ようやく雨がおさまったのはスタート予定時間が迫ったお昼時。それでも依然としてコースには霧が立ちこめ、レースが出来るかどうかは半信半疑の状態だった。しかし、現地時間午後1時を過ぎると雲の切れ間から太陽がのぞき、天候は急速に回復へと向かっていく。オフィシャルも懸命に路面乾燥作業を行い、レースは2時間遅れの午後3時にようやくスタートした。

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朝からの悪天候にも関わらず、厚い雲に覆われたカリフォルニア・スピードウェイには多くの観客が詰め掛けた。約10万席を収容するグランド・スタンドはほぼ満席。NASCARがアメリカでどれほど人気を得ているスポーツなのかが一目で分かる光景だ。

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折からの雨によって、アスファルト路面の継ぎ目から水が染み出すほどコース状況は悪化していた。スリッパリーなコンディションのなか、どのドライバーも慎重なドライブを強いられていたのだが、20周目のターン2でコントロールを失ったケイシー・メアーズがウォールに激突。それからマシンはコースを横切るようにしてバンクを駆け下りたため、デイル・アーンハートJr.、サム・ホーニッシュJr.、リード・ソレンソンが次々に接触し、メアーズのマシンが横転するほどの激しいアクシデントに発展した。このクラッシュによって、オフィシャルはフル・コース・コーション状態でのコース清掃が不可能と判断。レッド・フラッグが掲示され、レースは1時間7分も中断されることになった。この長い中断が有利に働いたのが、アーンハートJr.。満身創痍のマシンを修復し、なんとかレース復帰にこぎつけた。

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1時間以上の中断を挟み、レースは午後4時59分から再開。アクシデントによってコース状況がより悪化したためか、レース再開後もたびたびアクシデントが発生する。さらにここまで持ちこたえていた雲からとうとう雨粒が落ち始め、午後6時12分に再びレッド・フラッグ。レースは87周目で中断となった。いつ止むとも知れない雨のなか、さすがのレース・ファンも家路に付き始め、あたりはすっかり暗闇に包まれてしまう。

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雨がようやく落ち着きだしたのは午後7時29分。オフィシャルによる懸命の路面乾燥作業が続くものの、一向に再開の気配は無く、時間だけが過ぎていった。そして午後10時54分、オフィシャルはレースの延期を決定。月曜日の午前10時から残りの163周を行うこととし、レース中断時点でトップに立っていたジミー・ジョンソンが隊列を率いてリスタートすることになる。またスプリント・カップのあとに行われる予定だったネイションワイドも再延期。明日のスプリント・カップ終了後に開催されることになった。明日こそ青空の下でレースが出来ることを願いたい。