NASCAR

“トヨタ カムリ”が最高峰ネクステル・カップで初のトップ5フィニッシュ

<Toyota>

画像

NASCARネクステル・カップ・シリーズ
第12戦 CocaーCola 600
 5月27日(日)米国東部ノースカロライナ州シャーロットのローズ・モーター・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第12戦「CocaーCola 600」が行われた。
 NASCARチームや関係企業が数多く拠点を置き、NASCARの聖地とも言えるここシャーロットでは、先週オールスター戦が行われており、“トヨタ カムリ”勢は多くのデータを得て今大会に臨んだ。
 5月24日(木)に行われた予選では、8番手グリッドを獲得したD.ブレイニーを先頭に、5台の“トヨタ カムリ”が決勝進出を果たした。
 27日(日)午後5時50分に1.5マイルオーバルを400周、600マイル(約965km)で競われる決勝レースがスタート。決勝レースでは、26番手スタートのB.ヴィッカーズと24番手スタートのJ.メイフィールドが中盤までに上位へ浮上し、トップ10圏内でのバトルを展開。B.ヴィッカーズは113周目に首位に立つと、その後も3度に渡り、計76周リードラップを獲得する快走。参戦1年目の“トヨタ カムリ”にとって、最高峰ネクステル・カップ・シリーズで過去最高位となる5位でフィニッシュを果たした。
 J.メイフィールドも253周目にリードラップを獲得する走りを見せたが、終盤、エンジントラブルで大きく後退。25位に終わった。D.ブレイニーは18位。29番手スタートのAJ.アルメンディンガーは序盤のアクシデントに巻き込まれたものの、ピットで修復。レースに復帰し、31位でチェッカーを受けた。23番手スタートのD.ジャレットはトランスミッションのトラブルに見舞われ82周でレースを終えた。
 次戦第13戦は6月3日(日)米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

ドライバー B.ヴィッカーズ:
「今夜の我々の“トヨタ カムリ”は本当に素晴らしく、私がレースを戦う上で力強い味方となってくれた。首位に立った時、我々を苦しめたのは車体前部の感覚が大きく変わってしまうことだった。今夜我々の“トヨタ カムリ”は最高のレースカーだった。いつでも首位に立てることを示せたと思う。パワーステアリング無しで600マイルのレースを走り切り、私はかなり疲労してしまった。もしパワーステアリングが付いていたら、私はこのレースで勝つことが出来たかもしれない」

第12戦 CocaーCola 600 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 16 25 C.メアーズ シボレー 400
2 12 18 JJ.エリー シボレー 400
3 36 45 K.ペティ ダッジ 400
5 26 83 B.ヴィッカーズ トヨタ カムリ 400
18 8 22 D.ブレイニー トヨタ カムリ 397
25 24 36 J.メイフィールド トヨタ カムリ 382
31 29 84 AJ.アルメンディンガー トヨタ カムリ 310
40 23 44 D.ジャレット トヨタ カムリ 82
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
36 D.ブレイニー 839
39 D.ジャレット 634
40 B.ヴィッカーズ 619
43 D.ロイティマン 488
46 J.メイフィールド 296
47 AJ.アルメンディンガー 284
52 J.ベンソン 70
57 M.ウォルトリップ*1 -27
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 105
2 フォード 64
3 ダッジ 58
4 トヨタ 37
※結果及びポイントは暫定
*1規則違反により年間獲得ポイントから100ポイント減算