NASCAR

“トヨタ・タンドラ” 2戦連続の2位、惜しくも首位奪還は逃すが2-3-4-5-6位を占める

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<TOYOTA>
 2月24日(金)、米国西部カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第2戦「Racetickets.com 200」が行われた。
 フォンタナでは、過去9戦トラック・シリーズレースが行われているが、一昨年にはT.ボダインが“トヨタ・タンドラ”で勝利を挙げているほか、今年“トヨタ・タンドラ”を駆るT.マスグレイブが3勝、J.スプレイグも2勝を挙げており、その活躍に期待がかかった。
 23日(木)に公式練習が行われ、24日午前9時に予選を開始。D.ロイティマンが、2004年にT.クバピルが“トヨタ・タンドラ”でマークしたコースレコードを更新するタイムを叩き出してポールポジションを獲得。M.スキナーが2番手、T.マスグレイブが3番手と”トヨタ・タンドラ”が上位を独占して決勝へと臨むことになった。
 午後5時半に決勝レースがスタート。最前列を独占してスタートを切った“トヨタ・タンドラ”は、D.ロイティマン、M.スキナー、そしてT.ボダインと首位を入れ替えながらの展開となるが、T.ボダインは2度目のフルコースコーションからの再スタート時にスタート違反の判定で痛恨のペナルティを課せられ大きく後退。
 しかし、激しい追い上げを見せたT.ボダインは、終盤には再び首位奪取。その後も、M.マーティン(フォード)に首位逆転を許すと、再逆転を狙って激しくアタックしたが、ゴール目前にしてこの日8度目のフルコースコーション。
 残り2周での再スタートが切られたが残念ながら逆転はならず、T.ボダインは2戦連続で2位フィニッシュ。T.マスグレイブが3位に入り、優勝こそ果たせなかったものの、“トヨタ・タンドラ”は2位から6位までを独占した。
 次戦第3戦は3月17日(金)、ジョージア州アトランタのアトランタ・モーター・スピードウェイでナイトレースとして行われる。