NASCAR

“トヨタ・タンドラ”テキサスで2位! J.ベンソンが今季自己最高位。ポールポジションのM.スキナーは無念の4位

<TOYOTA>
6月10日(金)米国中南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズ第9戦「Chex 400k」が行われた。昨年秋の第21戦では、“トヨタ・タンドラ”の通算4勝目を、1−2フィニッシュで飾るなど、テキサスは“トヨタ・タンドラ”が得意とするコースの一つ。 9日(木)に行われた予選では、昨年もここテキサスでポールポジションを獲得しているM.スキナーがコースレコードをマークし、第2戦フォンタナ、第7戦シャーロットに続く、今季3度目のポールポジションを獲得。4番手にJ.ベンソン、5番手にB.レスター、6番手にC.チャフィン、8番手にはR.ハフマンと、トップ8に5台の“トヨタ・タンドラ”が入る好調ぶりで決勝に臨んだ。
翌10日(金)、日が落ちてやや涼しくなったものの、30度近い暑さの中、午後9時に決勝レース(167周)のスタートが切られた。5万人以上の大観衆の見守る中、ポールポジションのM.スキナーを先頭に、“トヨタ・タンドラ”勢は順調なスタート。
首位を行くM.スキナーは、一時大きく後続を引き離す快走を見せたが、終盤タイヤトラブルに見舞われ、無念の4位でチェッカー。
一方、4番手からスタートし、首位争いに加わったJ.ベンソンは、惜しくも勝利を逃したものの、昨年秋のテキサス戦に続き、自己最高位となる2位でフィニッシュを果たした。
10位には2戦連続のトップ10フィニッシュとなるD.ロイティマンが入り、“トヨタ・タンドラ”はトップ10に3台が入る活躍を見せた。
次戦第10戦は、6月18日(土)米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

ドライバー J.ベンソン:
「良いレースだった。スタート直後は快調だったが、少しずつアンダーステア症状が出始めた。しかし、オーバーステアになることを恐れ、調整を行わずに走行を続けたため、よりアンダーステアの症状が強くなってしまった。ここテキサスでナイトレースを戦うのは初めてであり、どうなるのか予測出来なかった。それ以外は順調に進んでいたので、調整を行うタイミングが遅くなってしまった。セッティング変更後は非常に好調だっただけに、残念だ」