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第3戦ロングビーチでカストロネベスがポール、赤旗でタイミングを失った佐藤琢磨は20位

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今季2戦目の市街地コース、ロング・ビーチの予選を制したのはエリオ・カストロネベスです。2006年にセバスチャン・ブルデイが記録したコースレコード(1分6秒886)を塗り替える1分6秒6294をマーク。歴代4位となる通算42回目のポール・ポジションとなります。カストロネベスは2001年にここでポール・トゥ・ウィンを記録しており、明日勝てば通算30勝目達成です。
 
予選2位は開幕戦の覇者ファン・パブロ・モントーヤで、二人の差はわずか0.0293秒差しかありませんでした。ペンスキーの二人がフロントローを占め、3位はガナッシのスコット・ディクソンと続き、3台のシボレーに続いてホンダのライアン・ハンター-レイが4位。ここで現役最多ポールのウィル・パワーは第1ラウンドで赤旗によってアタックできなくなり、18番グリッドからの追い上げとなります。
 
初日に21位と不振に喘いでいた佐藤琢磨は、朝の第3プラクティスでトップのサイモン・パジノウから1.1006秒差の1分8秒1310で19位。迎えた予選はパワー同様これからレッド・タイヤでアタックという時に赤旗に遭い、1分8秒8732で第1ラウンド敗退。20番グリッドから6度目のロング・ビーチに臨むことになりました。
 
「今日は違う考え方のアプローチをしたところ、そこそこ手応えが良かったので、予選に向けてそれを最適化して臨みました」と二日目を振り返った琢磨。「いきなりトップレベルになるほどではありませんが、この3回のプラクティスでうまくいかなかった点がだいぶ改善できていたので、赤旗になってしまい、トライできなかったのは残念です」
 
●予選リザルト

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●プラクティス総合リザルト

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●第3プラクティス・リザルト

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●ハイライト映像