ここで2010〜11年と2年連続でポールトゥウィンを達成したW.パワーが、1分18秒6887のトップタイムをマークしました。一部コースが改修された今年、フランキッティが10年の予選で記録したコースレコード、1分16秒4792を上回れるか注目したいところです。
「新しいトラック・レイアウトは気に入っているし、初日から速く走れたよ」と語るポイントリーダーのパワー。「ポール・ポジションを獲ってチャンピオンシップ・レースでも勢いを維持したいね。もし表彰台に立ちたかったら、前からスタートするのがとても重要なんだ」
2位はパワーのチームメートで、デビューイヤーの05年にポールを獲得しているR.ブリスコー。ソノマでは未勝利であるものの2回の2位を含む3回の表彰台を獲得しています。ペンスキーは昨年の予選と決勝でワンツースリーを達成しているだけに、今年も強そう。
トップから0.2341秒差の3位にはルーキーのS.パジノウが入り、ホンダ勢のトップとなりました。前回のミドオハイオでもそうでしたが、ルーキーとはいえ、このコースでは昨年シモーナの代役としてレースに出ていますね。23番手スタートの15位でしたよ。
KV時代の過去2レースとも18位に終わっているソノマで、17日に事前テストを行い、57ラップを走り込んだ佐藤琢磨。今日は19周走行して1分20秒8900を記録したのですが、トップから2.2013秒差の23位という結果に終わってしまいました。
「テストからあまり良くなかったので、大きく変更して色々試そうということで、今日はテストでやりきれなかった部分を深く掘り下げてました」と語った琢磨。しかし「根本的なバランスに問題を抱えているというか、全然グリップ感もないし、踏んでいけないです」
「新しいコースはあまり変わらないですが、ターン7ではパスの可能性も少し増えたと思うので、レイアウトの変更としては非常にポジティブだと思います」とコースの改良点について語る琢磨。「明日は『大ナタ』をふるいます」ということで、挽回を期待しましょう!
今シーズンもとうとう残り3戦、チャンピオンの可能性があるドライバーの撮影会があるということで行ったら14人もいてびっくり。来なかったエリオも入れれば、なんと15人です!これまでの最多は00年の24人だったそうですが、その年は9戦しかありませんでした。
プラクティスが始まった14時50分ごろは気温22度で快晴。からっとしたカリフォルニアらしい気候で、観戦にはもってこいの一日でした。イベントスポンサーのGoProをはじめとする様々なブースもあり、金曜日から大盛況。サンフランシスコ近辺の方はぜひ!
●第1プラクティス・リザルト
●第1プラクティス・ハイライト映像