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エドモントン初日はカストロネベスがトップ、佐藤琢磨は0.4821秒差の18位

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8回目の開催を迎えた空港特設コースで、1分16秒4920のトップ・スピードを記録したのはH.カストロネベスでした。エドモントンでは一昨年のレースで再スタートの際に後続をブロックし、ペナルティを受けて勝利を剥奪。今年こそ初優勝をモノにしたいですね。
 

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現在ランキング3位のカストロネベス、佐藤琢磨が昨年の予選最終ラウンドで記録した1分18秒5165をすでに破っています。「この週末はチームメートとともに異なるセッティングを試してるよ。午後にはだいぶトラック・コンディションも良くなったね」とコメント。
 

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わずか0.0027秒差の1分16秒4947で2位となったのは、08年と10年に制覇しているS.ディクソンでした。「ここはたくさんパッシングポイントがあって、ブレーキングが重要なターン1と5、それに13も失敗はできないね」とのこと。レースではぜひご注目!
 

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3位に入ったのは前戦のトロントで表彰台を獲得したばかりのM.コンウェイで、1分16秒5122を記録しました。「スタートからクルマはとても良く、2回目のセッションはマイナー・チェンジだけで、両方ともトップ3だったよ」と今回も好調を維持しています。
 

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カナダ勢トップは5位のJ.ヒンチクリフで、前回の地元トロントでリタイアに終わった雪辱を晴らしたいところ。シボレー勢はカストロネベスを筆頭に4台がトップ10入りという状況で、ホンダ勢は6台となっています。今回のエンジンバトルはいかに?
 

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朝のプラクティスでは1分17秒6276で14位だった佐藤琢磨、午後はトップから0.4821秒差の1分16秒9741までタイムを短縮しましたが、18位に終わりました。25台中18台が0.5秒内、23台が1秒内に入っている今回、あともう少しなんですよね…
 

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「プラクティスの最後のほうはラップタイムを出すというより、他のことを試したかったので、順位的にはぱっとしないんですけど、確実に午前のセッションからは良くなっています。かなり競争力の高いタイムですし、ポジティブに捉えています」と前向きな琢磨。
 

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「トロントで問題のあったブレーキはアッセンブリーで交換し、新しくなりました。ここは特にブレーキにきついところです。カーボンになった今年、シーズン当初は安定していると思ったのですが、今回は特に劣化が強いですね。ロングランは厳しいかも」と琢磨。
 

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現在、明日の予報は降水確率80%で、「明日もし雨になったら、去年の再来ですよ!(笑)雨はいつもウェルカムですね。雨の走行はいつもいいですし」と琢磨。ロードの初ポールを獲得した昨年の予選を、ぜひ再現して欲しいです。日本時間の朝4時スタート!
 

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午前中は雲が多くて過ごしやすかったのですが、午後2時30分ごろには青空が広がり、気温も25度まで上昇。それほど湿度も高くなく、観戦にはもってこいの天候でしたよ。明日は雨の予報で、降れば撮影は大変になりますが、ぜひ!今季初ポールを期待!!!
 
●プラクティス総合リザルト

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●第2プラクティス・ハイライト映像

 
●第1プラクティス・ハイライト映像