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第9戦トロント初日レポート、リザルト、ハイライト映像

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2回行われたプラクティスで総合トップに立ったのは、07、10年のトロントウィナー、ウィル・パワー。ジャスティン・ウィルソンが記録した去年の予選トップタイム、60.271秒に迫る60.5581秒をマークし、初のトロントPP獲得に向けて好調な滑り出しです。
 

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2位で初日のプラクティスを終えたのはスコット・ディクソンで、タイムは60.6656秒。レッド・タイヤを装着する明日の予選では、60秒を切ることになりそうな勢いのトップ2台。ランキング3位のディクソン、今週末はトロントの初PPと初優勝を目指します。

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60.9741秒で3位のダリオ・フランキッティは、第6戦テキサスでパワーに21ポイントの差をつけられていました。第7戦ミルウォーキー優勝で同点、第8戦アイオワでは逆転してランキングトップに返り咲き、現在20点差。ストリートでパワーの勢いを阻止できるか。
 

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なんと4位には地元トロント出身のルーキー、ジェイムズ・ヒンチクリフが61.0059秒で入りました。25周年のトロントで唯一全戦に出場し、7勝(アンドレッティ5、ダ・マッタ1、ブルデイ1)しているニューマン/ハース。この組み合わせも要注目です。

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前戦アイオワのショート・オーバルで日本人初ポールを獲得した佐藤琢磨は、今季4戦目の市街地レースとなるトロントへ。第1プラクティスでは8番手となる61.8788秒を記録し、第2プラクティスは61.6753秒まで縮めるも、総合18位で初日を終了しました。

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2年目のトロント初日を終えた琢磨は「僕のクルマ自体はあまり速くはなっていませんが、色々やった中で成功が見つからなかったことも進歩だと思いますし、それを明日はいい方向にもって行きます。1スティント分を走れたのは今日の収穫でした」とコメント。
 

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明日のプラクティスで予選用のスピードを見たいと語る琢磨は「今の状態で(トップ6)は解りませんが、可能性がないというのはないですね。まずは快適に走れるようなクルマに朝仕上げることが、重要だと思っています」と明日に向けての抱負を語っています。
 

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25回記念のトロント初日は快晴でした。朝のうちは涼しかったものの午後のプラクティスが始まる時点で気温は26度に上昇。パドックを歩くと汗ばむほどの蒸し暑さです。金曜日は入場無料だったこともあり、例年同様今年も初日から多くのファンが集まりました。
 
プラクティス総合リザルト
予選グループ分け
第2プラクティス・リザルト
 
●第2ハイライト映像

 
第1プラクティス・リザルト
 
●第1プラクティス・ハイライト映像