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第95回【100周年】インディ500 デイリー・プラクティス・レポート、リザルト、ハイライト映像

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5月27日【カーブデー】決勝前最後のプラクティス、トップはディクソン。佐藤琢磨はまさかのギアボックストラブル。
 

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レース前最後のプラクティスで唯一225マイル台となる225.474mphのトップ・スピードをマークした予選2位スコット・ディクソン。チームメートの予選9位ダリオ・フランキッティは今回3位と、来年からホンダ・エンジンを搭載することになったチップ・ガナッシ勢が好調です。ちなみに今年のプラクティス最速はエリオ・カストロネベスの228.611mph(第7プラクティス)。予選16位に続き依然不調か、今日は9位に終わりました。
 

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2位はポール・ポジションのアレックス・タグリアーニで、224.739mph。やはり予選スピードの227.472mphからだいぶ遅くなりましたが、決勝では気温が高くなるという予報が出ており、それに合わせたセット・アップになっているのでしょう。優勝すれば95年のジャック・ビルヌーブ以来のカナダ人ウィナー誕生です。
 

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ブルーノ・ジュンケイラのマシンに乗ることになったライアン・ハンターレイ。AJフォイトの代表的なカラーのひとつであるコヨーテ・レッドと、マシン・サイドはABCサプライとそこまでは一緒で、ハンターレイについていたDHLとSUN DROPが引越してきました。意外と違和感がなく、しっくりとまとまったカラーリングになりましたね。ジュンケイラの分もレースで活躍してくれることを期待したいです。
 

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パンサー・レーシングからスポット参戦している04年インディ500ウィナー、バディ・ライスにはメインスポンサーがついていなかったのですが、予選落ちしてしまったドラゴン・レーシングのスポンサー、FUZZY’Sというウルトラ・プレミアム・ウォッカがつきましたよ。本来、最初にスポンサーしたチームが予選を通過してくれるのが一番ですが、インディの決勝前には良くあることです。
 

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注目の女性ドライバー、ピッパ・マンも無事予選を通過し、決勝参戦です。ピッパも予選まではマシン・サイドにメインスポンサーがついていなかったのですが、決勝参戦が決まると「じゃあスポンサーしますか」っていう企業が出てくるんですね。というか、そういう話し合いがすでにしてあるのでしょう。予選が通過するまでのマシンを撮影しても、また撮り直さなければならないことが多いのがインディ500。
 

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佐藤琢磨のマシンにも新しいスポンサー、MONA VIEが先週のポールデー前日から入っていたのですが、カラーリングの都合で“With you Japan”が消えていました。実はバンプデーから復活して新しい組み合わせになっていたものの、その日は走行無し。今日がコースで初お披露目となったのですが、なんとギアボックスのトラブルで4周しか走行できなかったのです。ある意味、貴重なショットかも?
 

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毎戦後IndyCar.comの投票によってレースで最も活躍したドライバーが選ばれ、トップには1万ドルの小切手が送られます。琢磨は前戦のブラジルでウィル・パワーをパスし、レースをリードしたパフォーマンスを評価したファンが大勢投票したようです。スピンしてほぼ最後尾から表彰台に入ったグラハムとの一騎打ちになったようですが、みごと勝ち取りました!
 

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最後のプラクティスをわずか4周で終えることになった琢磨。まさかここにきてギアボックスのトラブルが発生し、走行できなくなるとは本人も思っていなかったはず。ただ、もしこのトラブルがレースで発生していたら、それこそ泣くになけない結果になっていたでしょう。ある意味で、このトラブルが今日の最終プラクティスで起こった事はラッキーだったのかもしれません。レースではノートラブルで上位フィニッシュを期待しましょう。
 

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雨がいつ降りだしてもおかしくなさそうな天候でしたが、カーブデー恒例のピットストップ・チャレンジが無事開催されました。毎年、ピット側に居るファンは勝負の結果に歓声を上げ、ピットに流れる軽快な音楽に合わせて踊りだすくらい盛り上がっています。ベスト8に残った琢磨は今年初の挑戦となりましたが、惜しくも一回戦で敗退。来年リベンジだ。
 

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今年のピットストップ・チャレンジを制したのはライアン・ブリスコーでした。昨年のウィナー、ダリオとの決勝になりましたが、ダリオが8.481秒に対しライアンは7.882秒で勝利。昨年はエリオがこのピットストップ・チャレンジを制していたので、やはりチーム・ペンスキーのチーム力を再確認したわけですが、優勝賞金が5万ドルとくればレース以上にみんな本気になるのも分かります。
 

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決勝前の最終練習走行となるカーブデーは、朝から曇り空となりました。気温も低くいつ雨が降り出してもおかしくない空模様となり、11時から1時間のプラクティスが終了するか心配でしたが、なんとか走行できました。パドックは気温や気候など関係ないような感じで、多くのファンが集まっていましたよ。上着を着ていないと寒いなと感じるようなコンディションですが、ファンは半袖、短パンという軽装で片手にはビール! 片手にはビールがたくさん入ったクーラーボックスを持ち、歓声をあげながらウロウロするというのが伝統ですね。
最終プラクティス・リザルト
全プラクティス総合リザルト
 
オフィシャル・フォト・ギャラリー
 
●ハイライト映像

 
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5月22日【第9プラクティス】予選の合間に行われたバンプデー・プラクティスのトップはキンボール
 
第9プラクティス・リザルト
 
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5月21日【第8プラクティス】予選前最後のプラクティスでタグリアーニがトップに。佐藤琢磨は19位
 
ポール・デーの朝に行われた予選前最後のプラクティス。トップは昨日2位だったアレックス・タグリアーニで、228.184mphを記録しました。初のポール・ポジションに向けて順調な仕上がりです。2位は04年ポールのバディ・ライス、佐藤琢磨は225.891mphの19位で最終調整終了!
 
第8プラクティス・リザルト
現在のプラクティス総合リザルト
オフィシャル・フォト・ギャラリー
●ハイライト映像(ライアン・ブリスコーがクラッシュから復活!)

 
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5月20日【第7プラクティス】5度目のポールを狙うエリオ・カストロネベスが228マイル台。佐藤琢磨は12位にアップ!
 

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ポールデー前日の“ファスト・フライデー”で、今年も最速を記録したエリオ・カストロネベス。昨年の226.558mphより2マイル以上速い228.611をマークし、明日も昨年のポール・スピード(227.97)を上回って3年連続ポール獲得でしょうか?
 

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228.327mphを記録して二日連続の2位となったアレックス・タグリアーニは、昨年のファスト・フライデーでも3位でした。2年前にバンプアウトされたとは思えないほどの活躍で、明日は昨年の予選5位を上回りそうな勢いです。
 

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3位は228.181mphを記録したスコット・ディクソンで、明日は初優勝した08年以来となる2度目のポールを狙います。一方チームメートのダリオ・フランキッティは227.432mphで11位。優勝した07年と昨年は、予選3位からのスタートでした。
 

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佐藤琢磨はこの1週間で計174周走行(最多はカストロネベスの246周)し、前日より1.746mph速い227.054をマークして12位に浮上しました。ルーキーだった昨年のファスト・フライデーは224.429mphで22位。着実な進歩といえるでしょう。
 

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佐藤琢磨はここまでを振り返り「ようやく形になってきたかな、という印象です。初日はほとんどシェイクダウンのみで、3日目に少し走ったものの雨が続いていたので、やっと昨日と今日で仕上げたという感じです」と語っています。
 

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「予選の単独走行に関しては、今日の夕方、最後にタイヤを3セット投入して練習できました。自分の中でも理解度が深まり、車も徐々にいい方向に向ってスピードも上がってきたので、今日はいい一日だったと思っています」
 

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「最後に走った感じではスピードの伸びが良かったので、明日の目標はトップ9に入れるよう、今日の夜エンジニアとしっかり車を仕上げたいと思います」と2年目の予選でファイナル・ラウンド進出を狙います。
 

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朝のうちは晴れていたものの、次第に雲が多くなっていったインディアナポリス。気温は午後4時30分の時点で26度でしたが、かなり蒸し暑かったです。今日は金曜日ということもあって、パゴタ周辺には多くの観客が集まっていました。明日は午後からサンダーストームという予報なので、少し心配ですね。無事に100周年の予選、ポールデーを迎えられますように・・・。
 
現在のプラクティス総合リザルト
ポール・デーの予選走行順 
ポール・デー・プラクティスのグループ分け
ポール・デー・スポッター・ガイド
スケジュール現地の天気
 
●予選の仕組みがいまひとつ解らないという方にお勧めしたいのが、2010インディ500予選方式徹底解説!!です。昨年のコラムですが、大きく変わった予選方式をロジャー安川選手が解説!
 
昨年のデイリー・プラクティス・レポート&リザルト、ハイライト映像
昨年のデイリー・クォリファイ・レポート&リザルト、ハイライト映像
 
●昨年のロジャー安川レポート:第7プラクティス ポール・デー バンプ・デー
 
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●ハイライト映像

 
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5月19日【第6プラクティス】ランキングトップのウィル・パワーが227マイル台に突入! 佐藤琢磨は19位
 
第6プラクティスは40台が計2394周も走行。優勝経験のあるエリオ・カストロネベスとスコット・ディクソンが97周と多く、予算だけでなく試す内容も豊富な様子が伺えます。
 
トップのウィル・パワーは83周走行して227.778mph、2位アレックス・タグリアーニはわずか18周で227.652、3位のライアン・ブリスコーは62周で227.217を記録しました。
 
トップ3だけが227マイル台に突入したわけですが、佐藤琢磨は66周走行してベストは44周目の225.308mph、19位でした。トップとは2.47mph差、タイムでは0.4332秒差となっています。
 
第6プラクティス・リザルト 
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5月18日【第5プラクティス】またもや雨で中止に!
 
5日目も雨となったスピードウェイ。1週間に二日も雨でプラクティスが一切行われなかったのは、06年5月12-13日以来のことです。今年は14日にプラクティスが始まりましたが、予定されていた30時間中、17時間58分もプラクティスの時間が雨で失われたことになります。
 
現在のプラクティス総合リザルト
 
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5月17日【第4プラクティス】雨で走行中止、アンドレッティとコンウェイのみ走行。
 
予定どおり12時にスタートし、マイク・コンウェイとマルコ・アンドレッティがコースイン。しかしコースは再び雨に見舞われ、午後4時5分に中止となりました。二人は計13周走行し、トップスピードはマルコの220.656mphでした。
 
第4プラクティス・リザルト
 
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5月16日【第3プラクティス】初の225mph台はアレックス・タグリアーニ、佐藤琢磨は27位。
 
今年初の225マイル台、225.878mphのトップ・スピードをアレックス・タグリアーニが記録しました。「ベスト・コンディションではなかったけど、OKだね。初日の土曜日は走らなかったし、日曜も雨だったから今日が初走行。チームに感謝してるよ」
 
全39台が1379周を走行した今回。2位に入ったのは08年ウィナーのスコット・ディクソンで225.124mphを記録し、3位はガナッシの新チーム、グラハム・レイホールで225.071mph。4位ライアン・ブリスコー(225.016mph)とここまでが225mph台です。
 
初日に続く2度目の走行となった佐藤琢磨は34周走行し、最後の周回に222.505mphを記録して27位でした。スピードではトップと3mph以上の差ですが、タイムにすればわずか0.604秒、一つ前の26位とは0.0169秒しか離れていません。
 
佐藤琢磨は一日を振り返り、「今日は風が強かったけど、快晴で安定していましたし、我々のプログラムへの影響はありませんでした。着実に進歩していますし、コースに出る度に快適になっています。とても充実した一日でしたよ」とまずまずの様子ですね。
 
第3プラクティス・リザルト
現在までのプラクティス総合リザルト
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●ハイライト映像

 
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5月15日【第2プラクティス】雨で中止となりました。残念!
 
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5月14日【第1プラクティス】開幕はエド・カーペンターがトップ、佐藤琢磨は20位。 
 
1911年に始まったインディアナポリス500。今年、100周年を迎える95回目のファイブハンドレットが、14日に幕を開けました。
 
本格的な初走行となる第1プラクティスは32台が走行し、今年からサラ・フィッシャー・レーシング入りしたエド・カーペンターが、224.433mphのトップ・スピードをマークしました。
  
初日2位のスピードをマークしたのは08年インディ500ウィナーのスコット・ディクソンで224.491mph。3位はルーキー・オリエントーション・プログラムでトップ(221.533mph)だったパンサーのルーキー、JRヒルデブランドの224.433mphでした。
 
2度目のインディ500挑戦となる佐藤琢磨は、221.533mphで20位となりました。ほとんどのチームにとって、初めてマシンを走らせるシェイク・ダウンとなった今回。本格的なスピードアップは明日からになると予想されます。
 
第1プラクティス・リザルト
ルーキー・オリエンテーション・プログラム・リザルト
 
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ここまでのプラクティス総合リザルト