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2010 インディ500 デイリー・プラクティス・レポート、リザルト、ハイライト映像

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5月28日【ファイナル・プラクティス】決勝前最後のプラクティス、カーブ・デイのトップはダリオ・フランキッティ。佐藤琢磨が15位、武藤英紀は26位
 
ついに決勝前最後のプラクティス、“カーブ・デイ”を迎えた金曜日のインディアナポリス。気温27.2度と初夏を思わせるようなコンディションの中、注目の最終プラクティスは予定どおり午前11時にスタートしました。
 
約1時間にわたって行われたセッションで、225.574mphのトップ・スピードをマークしたのは2007年のインディ500ウイナー、ダリオ・フランキッティ。2位は2008年勝者であるスコット・ディクソンで225.159mph、チップ・ガナッシ・レーシングのワンツーとなりました。この2台だけが225マイル台に入れ、高い気温に向けての調整も順調に進んでいるようです。
 
3位はチーム・ペンスキーのウイル・パワーで224.993mph、4位はバンプ・デイからの本格走行にもかかわらず、ブルーノ・ジュンケイラが224.898mphの好スピードをマーク。予選で228マイル・オーバーの最速スピードをマークしたポール・ポジション、エリオ・カストロネベスは224.753mphで5位となっています。
 
期待の日本勢は、佐藤琢磨がトラフィックでのセッティングに集中して222.975mphをマーク(15位)。武藤英紀はレース・シミュレーションで221.571mphのスピードを記録しています(26位)。
 
さて、5月15日の開幕から今日までに行われたすべてのプラクティスで、トップ・スピードを記録したのはポイント・リーダーのウイル・パワーでした。第8プラクティスで記録された227.646mphが今年のプラクティスのベストです。2位はアレックス・タグリアーニの227.513mph、3位はエリオ・カストロネベスの227.136mphで、227マイル台を記録した予選上位勢が続いています。
 
インディ500の難しさを象徴するかのような出来事として、トニー・カナーンが総合6位のスピードを記録しながらグリッドは最後列の33位(予選に使用したTカーからプライマリーカーに変更したので、32位から33位へ)となりました。総合11位のスピードを記録していたポール・トレイシーが予選落ちというのも、予想外の結果といえるでしょう。日本勢は武藤英紀が総合13位、佐藤琢磨が総合24位となりました。
 
注目の決勝は30日午後1時(日本時間午前2時)スタートです!
 
後ほどロジャー安川の現地レポートをアップしますので、お楽しみに!
 
●ファイナル・プラクティス・リザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
 

 
 
 
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5月23日【第9プラクティス】バンプデイのプラクティスはジェイ・ハワードがトップ。予選前の佐藤琢磨は2位! すでに予選を終えた武藤英紀は17位
 
最終予選のバンプデイを迎えた第94回インディ500。これまでに最も気温が高いコンディションとなった中で、すでに予選を終えたマシンは決勝に向けてのセットに専念し、予選に臨むドライバーは予選シミュレーションに挑んだ。
 
予選に向けて順調な仕上がりを思わせたのはトップ・スピードを記録したジェイ・ハワードで、225.956mphを記録。昨日クラッシュを喫して予選アテンプトを断念した佐藤琢磨は、無事にドクターからの了承を得てプラクティスに臨み、2番目のスピードとなる225.468mphをマークした。
 
一方、すでに9番グリッドを確定している武藤英紀はレース・セットに専念し、17位で今日のプラクティスを終えている。
 
●第9プラクティス・リザルト
●午前中までの第9プラクティス・リザルトリザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
 

 

 
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5月22日【第8プラクティス】予選前最後のプラクティスでウィル・パワーがこれまでの最速に。武藤英紀は16位、佐藤琢磨はクラッシュでマシンを大破
 
予選前最後のプラクティスでトップスピードを記録したのは、初めて227マイル台に入れたウイル・パワーで、227.646mphを記録しました。今月の最速記録更新です!
 
2位も同じく227マイル台となる227.513mphをマークしたアレックス・タグリアーニ。3位は227.136mphのエリオ・カストロネベスが入り、この3人が昨日までのカストロネベスのトップ・スピードを更新する227マイル台にいれました。
 
武藤英紀は着実に225.503mphの16位で予選へ。一方、予選シミュレーションに臨んでいた佐藤琢磨選手は10周目にベストとなる224.206mphを記録したものの、12周目のターン2で突然スピンして後ろから壁にヒット。本人は自分でマシンから降りましたが、マシンはかなりダメージをうけています。
 
●第8プラクティス・リザルト
●午前中までの第8プラクティス・リザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
 

 

 
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5月21日【第7プラクティス】昨年のポール・シッター、エリオ・カストロネベスがトップ。武藤英紀は13位で佐藤琢磨は22位!
 
今日も雨が降ったりやんだりの難しいコンディションとなったインディアナポリス。その中でトップ・スピードをマークしたのは、4度目のポール・ポジションを狙うエリオ・カストロネベスで、226.558mphのトップ・スピードをマークしました。
 
ポイント・リーダーのチームメイト、ウイル・パワーが初めて2位に入り、ペンスキーのワンツー。3位は昨年まさかのバンプアウトを喫したアレックス・タグリアーニで、日を追うごとに上位へ進出してきました。
 
日本勢は昨日3位だった武藤英紀が13位まで順位を落としましたものの、「決勝、予選に向けての仕上がりは悪くないです」と頼もしいコメントが届いています。一方の佐藤琢磨も昨日の12位から22位となったのですが、「初めてのインディ500で無理をすることなく、着実にプログラムを消化してきました」ということで、日本勢の活躍にも注目です。
 
今日は日本人両選手へのインタビューを交えたロジャー安川の現地レポートをこの後アップしますので、どうぞお楽しみに!
 
●第7プラクティス・リザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●予選順番
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
 

 
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5月20日【第6プラクティス】トニー・カナーンが初のトップに。武藤英紀が3位で佐藤琢磨は12位!
 
昨日は初めてスケジュールどおりのプラクティスが行われましたが、今日はまたいつもの気まぐれな天気に逆戻り。雨による中断を繰り返しながら、結局終了予定の18時から47分も早い17時13分に第6プラクティスが終了しました。
 
これまで現役のインディ500優勝経験者がトップでしたが、今日は8回も参戦しながら、2004年の2位が最高位のトニー・カナーンが躍進。226.775mphを記録した2004年のシリーズ・チャンピオンが、今年こそ優勝できるでしょうか。
 
2位となったのはこちらもベテラン、今年7回目の参戦となるポール・トレイシーです。昨日は221.518mphで34位に沈んでましたが、226.322mphを記録してみごと復活。2002年に2位となってしまったトレイシー、41歳の中年の星にも注目です!
 
で、昨日4位だった武藤英紀が今日は3位にアップしました! 今回初めて226マイル台に入れる226.230mphまでスピードを上げ、着実に前進しています。「今日はずっと予選セットをやってました。もっと走りたかったんですけど、ピットに戻ってきたらまた雨になってしまって。予選に向けてスピードはいい感じですが、まだバランスがいまひとつなので、ポールデーに向けてベターなセット・アップにする必要があります」とコメント。これまでのベスト・グリッドは2008年の予選9位、ぜひ上回って欲しいです!
 
一方の佐藤琢磨も日を追うたびにスピードを上げ、ついに225マイル・オーバー。225.047mphを記録して昨日の18位から12位までアップしてきました。「天候が不安定なことは別にして、今日もチームにとっては良い一日でしたね。我々は今日の走行のほとんどを、トラフィックの中で安定するためのレース・セットに費やしていました。日を追うたびにドライビングが快適になっていますし、理解力も飛躍的に上がって、いい感じだと思います」とポジティブな佐藤。本格的な予選セットはこれからのようです。
 
今日は27台が0.5796秒以内に入る僅差となりました!
 
さて、アレックス・タグリアーニのチームで走る予定のブルーノ・ジュンケイラは、まだスポンサー・マネーが振り込まれず、去年同様ぎりぎりの土曜夜に参戦が決まるかもしれないそうです。今日はブライアン・ハータのチームのルーキー、セバスチャン・サーベドラのヘルプとして走行。2002年のポール・シッター、ジュンケイラの職人技も注目したいところですね。
 
18日の終了間際に大クラッシュを喫してしまったEJビソは、スピードウエイのメディカルスタッフから認可が出て、今日から走行を開始しています。
 
明日も雨の予報となっており、無事にプラクティスが行われるといいのですが・・・。
 
●第6プラクティス・リザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
 

 

 
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5月19日【第5プラクティス】スコット・ディクソンが2度目のトップに。武藤英紀が4位で佐藤琢磨は18位!
 
雨に翻弄され続けている今年の“Month of May”ですが、今日は無事にスケジュールが終了しました。第5プラクティスでトップ・スピードを記録したのは、昨日に引き続き2008年ウイナーのスコット・ディクソンで、226.971mphをマーク。約0.5マイルほどスピードをアップしています。
 
2位はライアン・ブリスコーが終了間際に出した226.633mph、3位は昨年まさかのバンプ・アウトに沈んだアレックス・タグリアーニ(ブルーノ・ジュンケイラが予選を通したクルマで決勝へ)で、226.002mphとここまでの3人が唯一226mph台に載せてきました。
 
そして4位は、走行開始直後からトップ・クラスのスピードをマークしていた武藤英紀で、3周目に記録した225.926mphはこれまでのベスト。「4台後ろを走ることもできたし、ドラフティングもうまく使えて前をキャッチすることもできました。これはレースでとても重要なことですね。5時からは予選のセットにし、すべては試しませんでしたけど、両方ともいい感じです」と頼もしいコメントです。タグリアーニと武藤は今のところ1台体制なので、大健闘といえるでしょう。
 
一方の佐藤琢磨も着実にスピードをアップしており、2マイル近いスピード・アップとなる224.255mphを記録しています。「今日もチームにとって実りある一日になりました。ステップ・バイ・ステップといった状況です。クルマのセットを変えたのもうまくいってますし、いい方向へ進んでいると思います。天候のせいで我々の期待どおりには進んでいませんが、明日はもっとよくなるでしょうし、走りこむのが楽しみですね」
  
トップのディクソンから18位の佐藤琢磨までが、わずか0.4803秒以内の僅差となった第5プラクティス。35位のミルカ・デュノまで1.1548秒差となっており、今年の予選はかつてないほどの僅差とることが予想されます。
 
予選までに残されたプラクティスは、あと2回です。
 
※さきほど佐藤琢磨選手がイン側の壁に接触したと記載しましたが、イン側の路面のバンプにマシンの底が接触し、そのために火花が上がったとのことでした。訂正してお詫びいたします。(編集部)
  
●第5プラクティス・リザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
 

 
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5月18日【第4プラクティス】スコット・ディクソンがトップ。武藤英紀が14位で佐藤琢磨は26位!
 
雨で昨日の第3プラクティスが中止となったインディアナポリス。4日目も朝から雨となり、いったん晴れたものの直前に再び雨が降ってきたため、プラクティスが始まったのは午後1時でした。
 
昨日の雨で路面のラバーや汚れが流され、コース上はクリーンなコンディションでスタートしました。レース・セッティングが中心に行われる中、トップ・スピードの226.549 mphを記録したのは2008年のインディ500ウィナー、スコット・ディクソンでした。
 
2位には昨年のインディ・ジャパンで予選2位となったマリオ・モラエス(225.913 mph)が入り、3位にマルコ・アンドレッティ(225.751mph)と、4日目にして若手ドライバーが頭角を現してきました。
 
今日はトップ5のドライバーがすべて違うチームとなり、トップから21位までのタイム差がわずか0.5755秒、最後尾36位までのは差は1.197秒と超僅差になりました。
 
プラクティス終了8分前、E.J.ビソがターン1の出口でマシン後部からセーファーバリアに激突。背中の痛みを訴えたため、ダウンタウン郊外にあるメソジスト病院に搬送され検査を受けています。
 
日本勢はともにレース・セッティン中心のプログラムでした。今日がプライマリー・カーでの初走行となった武藤英紀は223.736mphを記録して14番手。「これまで乗っていたTカーとほとんど差がないですね。今日の走行でトラフィックはそれほど多くなかったけど、ペンスキーの2台と走ることができたので良かったです」と、コメントしています。
 
佐藤琢磨は36台中、222.679mphのスピードを記録し、26番手となりました。「自分にとって良い方向になるよう、どうするとクルマの動きが変わるのか何とおりか試しました。ここでのトラフィックの走行など僕にとっては新しい世界ですが、クルマとのフィーリングもいいし、一歩一歩確実に進歩していると思います」と語っています。
 
明日の予報は晴れとなっており、青空の下、久しぶりに太陽の光を受けてプラクティスが行われことを期待しましょう。
 
●第4プラクティス・リザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
 

 
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5月17日: 雨のためにプラクティス中止
 
3日目の今日は残念ながら雨で中止となりました。というわけでハイライト映像はないのですが、オフィシャルによる武藤英紀のVブログ(日本語)がアップされたので、そちらをご覧ください。「ヒデキ、テレビ・ゲームを語る!」
 

 
●オフィシャル・フォト・ギャラリー
  
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5月16日: 第2プラクティス&ルーキー・オリエンテーション・プログラム二日目
 
朝から曇り空で時折雨が降る寒いコンディションとなったインディアナポリス・モーター・スピードウエイ。トップ・スピードを記録したのは今日もエリオ・カストロネベスで、初日を上回る227.064mphを記録しました。
 
2位はスコット・ディクソン(226.202mph)、3位ダリオ・フランキッティ(226.044mph)と今日もインディ500の現役優勝経験者が上位へ進出したものの、昨日4位だったダン・ウエルドンはターン4でクラッシュ。身体への問題はなく、明日も走行を続ける予定です。
 
日本勢は武藤英紀が15番手のスピードとなる222.702mphを記録。「最初からレース用のセットに専念し、まだたくさんのクルマの後ろは走っていないんですけど、1台だけ前にいる状態ではかなりいいです」とコメントしています。
 
また、昨日雨でルーキー・オリエンテーション・プログラムの中断を余儀なくされた佐藤琢磨は、今日無事にすべてのプログラムを終了。ルーキー7人全員が、明日からの本格的なプラクティスに挑みます。
 
●第2プラクティス・リザルト
●現在までのプラクティス総合リザルト
●ルーキー・オリエンテーション・プログラム第2プラクティス・リザルト  
●ルーキー・オリエンテーション・プログラム総合リザルト 
●オフィシャル・フォト・ギャラリー

 
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5月15日: 第1プラクティス&ルーキー・オリエンテーション・プログラム初日
 
ついに始まった今年の“Month of May”。初日は現役のインディ500ウイナー4人が揃って昨年のポール・スピード(224.864mph:エリオ・カストロネベス)を上回ってきました。
 
トップは3度勝利(2001、2002、2009)したエリオ・カストロネベスで226.603mph、2位は2007年のウイナーであるダリオ・フランキッティの226.535mph、3位は2008年ウイナーのスコット・ディクソンで226.237mph、4位が2005年ウイナーのダン・ウエルドンで225.609mphとなっています。
 
日本勢は武藤英紀が223.903mph(トップから0.4789秒差)で13位、ルーキー・オリエンテーション・プログラム(ROP)に参加した佐藤琢磨は雨のためにフェーズ2で終了し、明日フェーズ3に挑む予定です。
 
●第1プラクティス・リザルト
●ルーキー・オリエンテーション・プログラム第1プラクティス・リザルト 
●オフィシャル・フォト・ギャラリー

 
前日にIZODが売られているデパート、Macysの前で全ドライバーによるサイン会が行われました。その模様は