INDY CAR

快晴の下で予選が開催され、松浦孝亮は9番グリッドを獲得

<SUPER AGURI PANTHER RACING>
<2007 IRLインディカー・シリーズ 第3戦 ブリヂストン・インディジャパン300マイル>
【日 程】4月19日〜4月21日
【開催地】日本・栃木県茂木町
【サーキット】ツインリンクもてぎ・スーパースピードウェイ
【距 離】オーバルコース:1.5マイル(2.414km)
■■■4月20日プラクティス3回目・予選■■■
天候:快晴/気温:23.6℃
時間:プラクティス3回目 午前10時30分〜、予選 午後1時30分〜
<プラクティス3回目でも自己ベスト更新>
 走行初日は肌寒いコンディションだったが、予選日のツインリンクもてぎは朝から晴れわたり、予選が始まった午後1時半には23.6℃という暖かさになった。
 松浦孝亮は昨日のプラクティスで総合2番手につける好タイムをマークしており、マシンは走行を重ねるたびに良くなってきている。今日の午前中に行われた3回目のプラクティスでも、ロングラン、予選シミュレーションなどを行い、レースに向けてまた一歩前進した。路面のラバーグリップがアップしたことと、マシンのセットが良くなったことで、このセッションでの松浦のベストラップは26秒9791と、昨日の自己ベストを上回った。ターン1からターン2に比べ、ターン3からターン4はタイトなコーナーとなっているツインリンクもてぎでは、ターン3側でのセッティングの重要性がより高い。そこでグリップが大きいマシンを作らなければ、戦闘力は低くなってしまう。逆にダウンフォースを大きく取り過ぎると、ストレートのスピードが犠牲となる。予選でのセッティングも、ダウンフォースのレベルをどう調整するかが大きなポイントだ。
<さらに自己ベストを更新してレースは9番グリッドからスタート>
 インディカー・シリーズの予選は1台ずつのタイムアタックで、チャンスは2周与えられる。もてぎでの予選は毎回白熱するが、今回の予選も実に見応えのある接戦。実に18人のドライバーが0.8秒以内という小さなタイム差の中に収まったのだ。
 予選で7番目のアタッカーとしてコースインした松浦は、1周目に26秒9514、2周目にそこからわずかにタイムアップした26秒9374をマークし、今週末の自己ベストを更新。この時点で3番手となった。このあと、6台が松浦のタイムを上回り、決勝は9番グリッドからのスタートとなった。
 トップ4を視野に入れての予選だったが、ダウンフォースを削るセッティングで臨んだ結果、コーナーの中でのグリップが低くなり、狙っていた通りの予選順位は得られなかった。しかし、決勝に向けてのセッティングは非常にレベルの高いものが確保できている。今シーズンからウォームアップセッションがないため、明日のレースのスタートまで一切の走行は行われない。3回のプラクティスと予選までの走りで、松浦とスーパーアグリ・パンサー・レーシングはできる限りの仕事をこなし、明日のレースに向けて確かな自信を手に入れている。

■■■コメント■■■
<松浦孝亮>
「レース用のセットは過去最高とも言える状態。トップ5でゴールしたい」
「ベストを尽くした予選でした。ダウンフォースを削り過ぎて、ターン3側でマシンが滑っていました。自分たちが想定した以上にライバルたちのタイムアップが大きかったという感じですが、僕のマシンの仕上がりもさらに良いタイムが出せるものになっていました。予選は結果的に9番手となりましたが、今朝のプラクティスでもメインで行ったのはレース用のセッティングでしたし、ロングランなどのシミュレーションをしてみても、レースに向けてのセッティングはキャリアベストと言っていいほどの良さにできています。昨日は寒くて、今日は暖かかったですが、どちらかと言うと、自分たちのマシンは気温の低いコンディションで競争力が高くなっているようです。明日は今日ほど気温が高くないとの予報が出ていますし、自分たちにとって良いコンディションになりますので楽しみです。トップ5フィニッシュは絶対にしたいと思います」

<ロン・キャット:チーム・マネージャー>
「明日は上位でフィニッシュできるはずだ」
「予選結果は9位で、これは我々が考えていたよりもグリッドとしては後方だ。しかし、今週末の我々はチームとして非常に良い仕事ができている。今朝のプラクティスでもレース用セッティングを引き続き行っていた。ロングランでのマシンはハンドリングも良く、ラップタイムもレースで想定されるペースを安定して刻めていた。コウスケもレース用のマシンの仕上がりにとても満足している。予選結果を除けば、100点満点とまではいかないものの、それに近いパフォーマンスをチームとして発揮できている。明日のレースでは必ずや上位で戦い、上位でのフィニッシュを果たすことができるだろう」

■■■予選総合結果■■■
1.5マイル(2.414km)             出走18台
順位 No. ドライバー    タイム  平均速度mph (km/h)
1位  3 H.カストロネベス  26.6416  205.393 (330.548)
2位 10 D.ウェルドン    26.6744  205.141 (330.142)
3位 11 T.カナーン     26.7217  204.777 (329.557)
4位  7 D.パトリック    26.7881  204.270 (328.741)
5位  6 S.ホーニッシュJr.  26.8495  203.803 (327.989)
9位 55 松浦孝亮      26.9374  203.138 (326.919)
※全車、シャシーはダラーラ、エンジンはHonda、タイヤはファイアストン