INDY CAR

開幕戦を制したダン・ウエルドンのコメント

Q: 今日のレースはどうでしたか?
ダン・ウエルドン(以下DW): いいシーズンの始まりになったね。今日のレースは楽しかった。たまにいらいらすることが起こってしまう時があるけど、今日は安心して走ったし、本当に楽しかったよ。
Q: 3年連続同じイベントで優勝するのはインディカーで初めてのことで、今日は新しい歴史が記録されました。しかも、ここ3戦のレースの合計600周のなかで、345周をリードしています。その辺はどうでしょうか?
DW: まぁ、しかし僕がチャンピオンシップを2位で終わってしまったということを、忘れてはいけないね。このコースが本当に好きだし、自分のスタイルに合っていると思う。バンクが急なコースでは車が結構路面で滑ったりするんだ。このようなコースでは、コツを見つけなければいけないと思う。僕はそのコツを見つけたね。
Q: アクシデントがあったピットストップの後は、全くあせらず、冷静にコースに出て、いい走りをしていました。何か、去年に比べてちょっと大人っぽく走るようになった気がしますが・・・?

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DW: 確かにAGRの時代に比べて、経験をつんで、成長してきたと思う。以前は問題があったらすぐにあせって解決しようとしたけど、今日はピットから出たときにまだ90周も残っていたから、冷静に走って、トップに戻ったんだ。チップ・ガナッシはインディ500でどうしても優勝したがっているし、僕よりもインディ500で優勝したい気持ちがある人は、いないと思う。ホームステッドのレース前のミーティングでも、インディ500の話をしていたよ。
Q: 昨日は多くのドライバーが「トラフィックで走る機会がなかった」といっていましたが、今日のレースでは、ほんとうに自信満々のレースをしていましたね。レース前にどうやっていいマシンかどうかを確かめたんですか?
DW: フィーリングでわかるんだ。このチームでは2年目だし、2年目になったら違うんだよ。(自分の好みをわかる)。あと、テストで限界までプッシュしたから、そのうちマシンのフィーリングわかってくる。
Q: 今年の日本のレースは、どんな展開になりそうですか?
DW: 以前、もてぎでいい成績を残してきたし、ホンダ・ファミリーと長くかかわってきたので、ほんとうに大事なレースだ。初めて優勝したのはあそこだったし、ホンダとして、もてぎの初優勝だったからね。特に自分にとって特別なコースだから、楽しみにしている。すごく難易度の高いコースで、インディ500と同じくらいの重要性があるイベントだね。