INDY CAR

松浦孝亮、シーズン最終戦にIRL初勝利を賭ける

<SUPER AGURI FERNANDEZ RACING>
2005 IRLインディカー・シリーズ第17戦「トヨタ・インディ400」
■■■イベントデータ■■■
【日程】10月15〜16日
【開催地】カリフォルニア州フォンタナ
【コース】カリフォルニア・スピードウェイ
【距離】2マイル(3.218km)×200周
■■■コース概要■■■
<カリフォルニア・スピードウェイ>
「激しい接近戦を生み出すスムーズな路面と広いコース幅」
2005年IRLインディカー・シリーズもいよいよ最終戦を迎える。今年のフィナーレには、カリフォルニア・スピードウェイが選ばれている。カリフォルニア州最大、アメリカでも2番目の大都市であるロサンゼルス近郊のフォンタナに作られた全長2マイルのスーパースピードウェイだ。1997年に完成したカリフォルニア・スピードウェイは、路面がスムーズで、バンクの傾斜角度もコーナーが14度、メインストレートが11度と大きい。また、コース幅も充分な広さを持っていることから、毎年インディカーならではの激しいサイド・バイ・サイドの戦いが繰り広げられる。
[2004年カリフォルニア成績(松浦孝亮) スタート順位:20位 決勝:13位]
■■■レースプレビュー■■■
<松浦、IRL2シーズン目最後のレース>———————————–
パナソニックARTA/パノス・Hondaで2005年のIRLインディカー・シリーズを戦っている松浦孝亮は、今回のレースに並々ならぬ意気込みで臨んでいる。デビュー2シーズン目を締めくくる今回のレースで、いまだ手が届いていない優勝を達成したいと考えているからだ。
フォンタナの2マイルオーバルは高速接近戦を生み出すオーバルとして知られているが、スーパースピードウェイでの高速バトルは松浦が得意とするところ。2デイイベントのためにプラクティス時間は短いが、その中でマシンをうまく仕上げ、トップ争いに食い込んでいくつもりである。勝負強さも松浦には備わっている。
<長いレース距離に、チームも今シーズンの集大成を期する>—————-
今回の決勝レース距離は400マイル。今シーズンのIRLインディカー・シリーズの中でもインディ500に次ぐ長丁場の戦いとなる。その長い距離を通じて安定したスピードを発揮するマシンを作り上げ、燃費良く走り続け、状況に応じた作戦を採用し、そしてさらに、ピット作業も万全に行ったチームが勝利の栄冠を手にするのだ。スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングも、今シーズンを通じて磨き上げてきた総合力すべてを出し切り、フォンタナでの高速バトルを制するつもりだ。
■■■コメント■■■
<松浦孝亮>
「初勝利を飾り笑顔でシーズンを終えたい」
「もう最終戦だなんて信じられないです。去年のカリフォルニア・スピードウェイではエイドリアン・フェルナンデスが勝ちました。ぜひとも今年は自分が優勝を飾りたいと考えています。まだインディカーでの初勝利を飾ることができていませんが、それだけを目指して頑張ってきています。2005年シーズンを笑顔で終えることができれば最高だと思っています」