INDY CAR

●インディ・カー・シリーズ第12戦ケンタッキー【決勝】2003年のもてぎ以来の勝利を遂げたシャープ

<US-RACING>
女性で史上初となる2度目のポールからスタートしたパトリックは、今回もいっきに後退。代わってポイント・リーダーのウエルドンがトップに立ち、カナーンが追いついて2台の激しいバトルが展開する。しかしカナーンはサスペンションのトラブルでリタイア。後半はメイラとシャープが上がり、終盤を迎えて二人の一騎打ちとなった中で、ベテランのシャープがフェルナンデス・レーシング移籍後初、2003年の日本以来の勝利を獲得する。パノスがやっと今季初優勝を遂げた。日本勢は松浦が8位、安川が17位でフィニッシュ。
Lap by lap
・レースは一周1.5マイルのオーバルコースを200周する合計300マイル
・ピットロードのスピード制限は、96Km/h
・マシンがコースインしてから3周目にグリーン・フラッグが振られてレースがスタートする
・レースで使用できる燃料は合計135ガロンまで
・インディアナポリス500マイル・レースを3度制覇しているジョニー・ラザフォードがシボレーSSRのペースカーをドライブする
午後3時45分、気温30度で湿度は55%。北西の風、16km/hで曇り。ファイアストン・エンジニアによると、路面温度は54度。
午後3時48分、このイベントのグランドマーシャルであるケンタッキー州政府のアーニー・フレッチャーによる“ドライバーズ、スタート・ユア・エンジンズ”のコマンドにより、23台がエンジン始動。コース・インを開始する。
Lap1:グリーン。パトリックがトップのままターン1へ進入し、カナーンがバック・ストレッチでパス。2番手にはウエルドンが上がり、その差は0.2242秒
Lap4:ターン4の出口でウエルドンがカナーンをパスしてトップへ。ウエルドンがカナーンを0.1455秒リード
Lap10:ウエルドンがカナーンを0.0768秒リード
Lap15:ウエルドンがカナーンを0.0876秒リード
Lap20:ウエルドンがカナーンを0.1738秒リード
Lap25:イエロー。ディクソンのマシンから煙が発生。ピット・ロードの出口でストップする。トップ5の順位はウエルドン、カナーン、ホーニッシュJr.、フランキッティ、メイラ。
Lap30:全車がピット・インし、タイヤ4本を交換して燃料補給。カストロネベス、ホーニッシュJr.、フォイト、パトリック、カーペンター、ウエルドン、バロン、カーパンティエはウイングも調整。シェクターと安川は空気圧を調整。ブリスコーはクラッチにトラブル。カナーンがトップでピット・アウトし、フランキッティ、ウエルドン、メイラ、ホーニッシュJr.が続いたが、ターン2でフランキッティの右後ろのタイヤが外れる。
Lap31:フランキッティがピットに戻り、タイヤ4本交換と燃料補給
Lap37:グリーン。カナーンのリードでターン1へ
Lap42:カナーンがウエルドンを0.1203秒リード
Lap45:カナーンがウエルドンを0.0386秒リード。22番グリッドからスタートしたシェクターが、3番手を走行
Lap48:ウエルドンがスタート/フィニッシュ・ラインでカナーンをパス。0.0871秒リードする。
Lap50:ウエルドンがカナーンを0.0794秒リード
Lap55:ウエルドンがカナーンを0.0678秒リード
Lap60:ウエルドンがカナーンを0.0932秒リード
Lap65:ウエルドンがカナーンを0.0745秒リード
Lap69:イエロー。カーペンターがターン1で右に4分の1回転スピンし、クルマの後ろからセーファーバリアに衝突。ターン2までクルマが来て止まる。カーペンターはセーフティ・チームの助けを借りずにクルマから降りた。この時点のトップはウエルドン、カナーン、シェクター、ホーニッシュJr.、メイラ
Lap71:全車がピット・インし、タイヤ4本を交換して燃料補給。ホーニッシュJr.、シャープ、ライス、安川はウイングを調整。エンゲと安川はタイヤ空気圧を調整。パトリックはエンジン・ストールして6番手から20番手へ。カナーンがトップでピット・アウトし、ウエルドン、シェクター、ホーニッシュJr.、メイラが続く
Lap75:グリーン。ウエルドンがスタート/フィニッシュ・ラインでカナーンをパス。0.0605秒リードする。
Lap78:パトリックがピットへ戻る。クルーがギアボックスのトラブルを報告
Lap80:カナーンがスタート/フィニッシュ・ラインでウエルドンをパス。0.0069秒リードする。
Lap82:シェクターがピットへ。クルーが電気系のトラブルを報告
Lap88:ウエルドンがカナーンを0.0732秒リード
Lap95:ウエルドンがカナーンを0.1122秒リード
Lap99:カナーンがピットへ。クルマから降りる。クルーが右後ろのサスペンション・トラブルを報告
Lap100:ウエルドンがメイラを1.5563秒リード
Lap107:ターン3でメイラがウエルドンをパスしてトップに
Lap108:メイラがウエルドンを0.4092秒リード
Lap112:メイラがウエルドンを0.1595秒リード
Lap115:イエロー。ターン3に障害物。この時点でトップはメイラ、以下ウエルドン、フランキティ、カストロネベス、ホーニッシュJr.が続く
Lap116:全車がピット・インし、タイヤ4本を交換して燃料補給。カストロネベスがタイヤの空気圧を調整。シャープがウイングを調整。ウエルドンが真っ先にピット・アウトし、メイラ、ホーニッシュJr.、フランキッティ、カストロネベスが続く
Lap119:グリーン。ウエルドンがメイラを0.0213秒リード
Lap124:フランキッティがメイラをパスして2番手にアップ
Lap125:ウエルドンがフランキッティを0.1863秒リード
Lap130:シャープがフランキッティをパスして2番手にアップ
Lap131:ウエルドンがシャープを0.1841秒リード
Lap134:ターン3でシャープがウエルドンをパスしてトップに浮上し、0.0690秒リード。シャープが2005年シーズンに初めてトップに浮上する
Lap140:シャープがウエルドンを0.1122秒リード
Lap143:ハータがピットへ。クルーがギアボックスのトラブルを報告
Lap145:シャープがウエルドンを0.1777秒リード
Lap150:シャープがウエルドンを0.1213秒リード
Lap153:ホーニッシュがピット・インし、タイヤ4本交換と燃料補給
Lap155:シャープがウエルドンを0.1483秒リード
Lap156:ライスがピット・インし、タイヤ4本交換と燃料補給
Lap160:シャープがウエルドンを0.0501秒リード
Lap162:ウエルドンがシャープをパスしてトップに浮上し、0.0175秒リード。ハータがピット・インし、クルマから降りる。クルーがギアボックスのトラブルを報告
Lap164:シャープがウエルドンをパスして0.0491秒リード
Lap165:ウエルドンがシャープをパスして0.0301秒リード
Lap169:イエロー。ターン4でフランキッティがペース・ダウン。現時点でのトップはシャープ、ウエルドン、メイラ、ラジア、カストロネベス
Lap170:フランキッティがピット・イン。クルーがサスペンションのトラブルを報告
Lap171:トップと同一周回がピット・インしタイヤ4本交換と燃料補給。シャープが真っ先にピット・アウトし、メイラ、ウエルドン、カストロネベス、バロンが続く。
Lap175:グリーン。トップのシャープがメイラを0.2453秒リード
Lap180:シャープがメイラを0.0679秒リード
Lap185:シャープがメイラを0.0862秒リード
Lap190:シャープがメイラを0.0895秒リード
Lap195:シャープがメイラを0.1178秒リード
Lap199:ホワイト・フラッグ。シャープがメイラを0.1081秒リード
Lap200:チェッカード・フラッグ。シャープが2位メイラに0.779秒差で優勝
・今季初優勝を遂げたシャープにとって、インディ・カー・シリーズ通算9勝目。この前の勝利は2003年4月のツインリンクもてぎだった。シャープは今シーズン初めてレースをリードした
・フェルナンデス・レーシングにとって4勝目であり、チーム・オーナーであるフェルナンデスが勝利した2004年10月のカリフォルニア以来。フェルナンデスは昨年のケンタッキーでも優勝し、チームは2年連続で勝利した
・0.0779秒差の勝利は、インディ・カー・シリーズ史上18番目の記録。
・メイラの2位フィニッシュは自己ベストであり、5月のインディ500、2004年のリッチモンド、カンザスでも2位を得ている。
・3位のウエルドンは、今季9回目のトップ5フィニッシュ。
・バロンが今季ベストとなる4位でフィニッシュ。これ以前のベストは6月のリッチモンドにおける6位
・フォイト?の9位はインディ・カー・シリーズにおける自己最高位タイ。この前の9位は今季開幕戦ホームステッドだった
・カイトが今季ベストとなる10位、1999年8月のパイクス・ピークの8位以来となるベスト・フィニッシュ