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●インディ・カー・シリーズ第10戦ミルウォーキー【二日目】驚異的なスピードアップでホーニッシュがポール、安川は予選10位

<US-RACING>
3日間で行われる今回、時間的な余裕があったせいか、二日目は軒並みスピード・アップを果たすことになる。中でも相変わらずペンスキーの2台はプラクティスから好調で、ホーニッシュJr.が今季3度目のポール・ポジションを獲得。2位はカストロネベスが入り、リッチモンドと同じペンスキーのワンツーとなる。日本勢は昨日より6マイル近くスピードを上げた安川が開幕戦と同じ予選10位を得るも、松浦は20位に終わってしまった。
●プラクティス3:初日に続きカストロネベスがトップ
朝から曇り空となった二日目、気温26度と過ごしやすいコンディションの中で、午前10時15分に第3プラクティスが始まった。この予選前最後のセッションで、トップ・スピードを記録したのは昨日のトップだったカストロネベス。171.180mph(21.3460秒)と昨日より約5マイルもスピード・アップし、2位にはホーニッシュJr.(170.954mph:21.3742秒)とペンスキーのトヨタ・ダラーラが絶好調だ。3位はシボレー・ダラーラのシェクター(170.849mph:21.3873秒)が入り、この3人だけが170マイルをオーバーする。
●予選:ホーニッシュJr.が今季3度目のポール、安川が予選10位
午後になって薄曇となり、徐々に晴れ間が見え始めたミルウォーキー。気温は26度と若干高くなり、注目の予選は午後12時35分にアタックが始まった。まずはこのレースで連続100戦目となるシャープが出走し、164.617mph(22.1970秒)を記録する。続いて昨日の総合2位だったウエルドンがアタックして168.553mph(21.6787秒)を出したが、朝のプラクティスにおける自己ベストには届かなかった。
3番手はエンゲの代役のラジアで、フランキッティ、パトリックとプラクティスの上位勢が続くも、ウエルドンのスピードには及ばず。6番目にプラクティスの総合3位に着けていたシェクターがアタックし、169.000mph(21.6214秒)をマークしてここでトップが入れ替わる。その後誰もシェクターのスピードを上回ることができず、注目のペンスキーのひとり、ホーニッシュJr.が17番目に登場。予選で初めて170マイルを突破する170.296mph(21.4567秒)を記録し、この時点でトップに躍進した。
残るは3人。カーパンティエ、ハータとアタックするも、160マイル台がやっと。いよいよ最後のアタッカーとなるカストロネベスがコース・インする。これまでのプラクティスでトップ・スピードをマークしていたその走りに注目が集まる中、カストロネベスも170マイルをオーバー。だが170.219mph(22.4665秒)とほんのわずかホーニッシュに届かず、予選2位に終わってしまう。
ホーニッシュがミルウォーキーにおけるIRLの新コースレコードを樹立して、リッチモンド以来となる今季3度目(通算6度目)のポール・ポジション。2位にカストロネベスが入り、やはりリッチモンド以来となるペンスキーのワンツー達成(通算7回目)となった。トヨタ・ダラーラがフロント・ローを独占したが、トヨタ勢はトップ10に3台とペンスキーだけが抜きん出ている状況だ。シボレーは予選3位と5位に入り、ホンダは予選4位のウエルドンが最上位。抜きにくいショート・オーバルで、ペンスキーの独走を許すことになるのか。
日本勢は朝のプラクティスで安川が165.347mph(22.0990秒)をマークし、昨日よりも6マイル近いスピード・アップに成功。予選でも165.334mph(22.1007秒)とほとんど変わらないスピードを記録して予選10位、みごとトップ10入りを果たす。開幕戦ホームステッドと同じ今季自己ベスト・タイであり、カナーンらと争ったホームステッド同様、決勝への期待が高まる。一方、松浦もプラクティスで164.021mph(22.2776秒)とスピードを上げたが、逆に予選では160.832mph(22.8806秒)とスピード・ダウン。20番グリッドからのスタートとなってしまった。