INDY CAR

ロジャー安川、“レースで戦えるマシン”をほぼ作り終える!

<DREYER & REINBOLD Racing>
インディカー・シリーズ第5戦89th Indianapolis500mile Race:5月22日(日)
決勝まで残り1週間となった日曜日。この日は決勝進出のためのグリッド確定最終日「バンプ・デー」。規定の33台以上のクオリファイ出場があれば、昨日までに予選を通過している者の中でも遅いタイムでの通過車はタイムによってはじき出される(バンプされる)ことがあるためにこのように名付けられている。今年のインディ500では、前日までに32グリッドが埋まり、残っているグリッドは1つだけであるが、それを数台が争うと見られていた。特にバンプされる心配はないドレイヤー&レインボールド・レーシングだが、スタッフは早朝からサーキットに集合。この日もクオリファイ・ブレイクでの練習走行の時間を使ってNo.24カーのレースセットを詰めることに専念した。決勝前に残る走行日はこの日と金曜日のカーブ・デーのみ。しかし、そのカーブ・デーも実際に走行できる時間は1時間しかないため、バランスの確認に終始する。そのため、この日は実質的には決勝前の最終走行日と言える。チームは前日試せなかったダンパーを中心にセッティングを仕上げていった。
走行するマシンは少なく、結局15台が走行(うち2台はピットストップ練習のみに留まっていた)。安川はサスペンションを中心としたファインチューニングを施していき、ベストラップは平均時速222.483マイル(この日のトップ)、周回数69ラップを走行し、午後2時40分にこの日の走行を終えた。
インディ500次回の走行は、決勝前々日の5月27日(金)、ミラー・ライト・カーブ・デー。このカーブ・デーでは、午前11時から正午までに一時間の走行が許されている。
ロジャー安川(ドライバー#24カー)
「自分の提案したスプリングとダンパーのパッケージが当たりで、昨日よりも一段階進歩しました。今回はリアウイングをアジャストできるパーツを着けているので、ダウンフォースはレース中でも変更していけます。ですから、基本的に足廻りを中心にクルマを仕上げていきました。自分ではいいクルマができたと思っています。(決勝に向けて)レースは長いですが、これなら後方スタートでもそこそこいけるマシンになっていると思います。レース中の追い上げに期待して下さい」
レン・パスカス(チーフ・エンジニア)
「レースセッティング・アップに専念しましたが、とてもいいプラクティスができたと思っています。今日は今までできなかったトラフィック内での走行もできたし、レースカーはほぼできあがったと言えます。今週金曜日のカーブデーに向けて微調整をする必要はありますが基本レースセットはできあがったので、いい2日間でした」