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松浦孝亮、予選はスピードが伸びず17番グリッドも、ファイナルプラクティスで4番手タイムを記録!


9・11メモリアルデイに開催されたIRLインディカー・シリーズ第14戦シカゴランドの予選。パナソニックARTA/パノスGフォース・Hondaを駆る松浦孝亮は25秒8947のタイムで17位となり、9列目グリッドから決勝レースに臨むこととなった。シカゴランド・スピードウェイは全長1.5マイルのハイスピード・オーバル。全長2マイルのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催された第10戦では予選3位に食い込み、今回と同じ全長1.5マイルのケンタッキー・スピードウェイでは自己ベストとなる決勝4位とハイスピード・オーバルを得意としており、予選、決勝ともにトップ争いに加わる自信を持ってシカゴランドに臨んでいた。そのため、スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング、そして松浦にとって、この予選結果は不本意なものであった。
■日時:9月11日(予選)
■開催地:イリノイ州ジョリエット
■サーキット:シカゴランド・スピードウェイ
■天候/気温:快晴/26度
9・11メモリアルデイに開催されたIRLインディカー・シリーズ第14戦シカゴランドの予選。パナソニックARTA/パノスGフォース・Hondaを駆る松浦孝亮は25秒8947のタイムで17位となり、9列目グリッドから決勝レースに臨むこととなった。シカゴランド・スピードウェイは全長1.5マイルのハイスピード・オーバル。全長2マイルのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催された第10戦では予選3位に食い込み、今回と同じ全長1.5マイルのケンタッキー・スピードウェイでは自己ベストとなる決勝4位とハイスピード・オーバルを得意としており、予選、決勝ともにトップ争いに加わる自信を持ってシカゴランドに臨んでいた。そのため、スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング、そして松浦にとって、この予選結果は不本意なものであった。
金曜日の松浦はプラクティス1回目に25秒8303を記録して13位につけ、プラクティス2回目にはラップタイムを25秒6313まで縮めたが、順位は15位へとダウン。走行初日を総合16位で終えた。しかし、この日はドラフティングの成否がラップタイムを左右しており、他のドライバーの状況を知る上でタイムは参考にならなかった。また、松浦は右フロントブレーキにトラブルが出ており、ピットへと戻った際にタイヤをロックさせてしまう症状に悩まされていた。
迎えた2日目、プラクティス3回目ではほぼすべてのチームが予選に向けたシミュレーションを行った。松浦もこのセッションで予選セッティングをトライしながら、出場22台中最多となる36周を走り込んだ。しかし、ベストラップは25秒9740で17位にランクされた。続いて行われた予選でもプラクティス3回目のタイムを上回る25秒8947を記録したものの、順位は同じ17位となり、狙っていた上位のグリッドを手にすることは果たせなかった。
シカゴランド・スピードウェイはコース1周すべてをフルスロットルで走り切ることの可能なハイバンク・オーバル。18度という急なバンクにより、3台が並走することも可能なレイアウトだ。今週末のスーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングは、予選よりも決勝セッティングの調整に力を注いできた。それが正解だったことは松浦がファイナルプラクティスで4番手につける好タイムをマークしたところに現れている。ギアは若干ショートだったが、得られているハンドリングは高いレベルにあり、走行後の松浦の表情は自信を取り戻していた。トラフィック内での安定を求め過ぎればトップスピードが伸びなくなる。ダウンフォースレベルをどこに設定するか、速さと良好なハンドリングがギリギリのところでバランスするマシンにできたチームが勝機をつかむこととなる。松浦とチームはファイナルプラクティスで明日の決勝に向けて大きな手ごたえを掴んでいる。
●松浦孝亮
「スピードが伸びず、予選はうまくいきませんでしたが、オーバーテイクが可能なマシンに仕上がっています」
「ハイスピード・オーバル用セッティングはこれまでずっと良かったので期待していましたが、予選でうまくいかなかったのは辛いですね。クルマのハンドリングは金曜日から悪くなかったのですが、スピードが伸びなかった。金曜からレースを睨んだセッティングを進めてきて、満タンでの走りは決して悪くなく、トラフィックでのハンドリングも問題はなかった。そう考えていくと、予選結果は良くありませんでしたが、レースではこれより悪くなることはないと思います。今の自分たちはトップ10フィニッシュを狙ってるわけじゃありません。シーズンも終盤ですし、優勝を狙って勝負に出る時ですよね。ファイナルプラクティスではハンドリングが良いことが確認できました。一度集団の中でわざとポジションを下げてみましたが、そこから抜いて前へ進んでいくことができました。少しギアがショートでしたが、オーバーテイクのできるマシンになっていますし、戦えるレベルにはあると思います」
●鈴木亜久里 チーム代表
「予想以上に悪い予選結果となってしまったが、悪い流れを断ち切って決勝レースに臨みたい」
「シカゴの予選がこんなに悪くなるとは思っていなかった。ここは全開で走るコース。エンジンは他のチームと大きく違うはずはないのでクルマのセッティングが良くないということ。エンジンに多少の差があるとしてもあまりに遅過ぎる。このままの状態だとレースでは周回遅れにならないように走るのが精一杯になってしまう。ファイナルプラクティスでのタイムは結構良かった。でも、まだわからない。風洞実験を多くやってきているので空力は詰めてきてると思う。トラフィック内でのハンドリングは決まっているので、単独走行ではスピードが乗らなかったが、集団の中では悪くないようだ。このところ、流れが悪くなっているので、なんとか断ち切らないといけない」
●トム・アンダーソン マネージング・ディレクター
「予選と決勝では求められるセッティングが大きく異なる、決勝レースで良い結果を手に入れる自信がある」
「予選に賞金が出るわけではない。決勝レースではどんなラインでも思う通りに走れるマシンとなっていることが重要であり、我々は決勝セッティングに力を注いできた。レースで求められるのはドラフティング内でのパフォーマンスであり、予選は単独走行。これらはまったく異なるものであり、私としては17位で予選を終えた今でも決勝に向けて大きな期待を抱いている。確かに、ライバルチームの中には我々がまだ見出していない予選用セッティングを手に入れ、それが今日の結果に繋がったと見ることはできる。しかし、予選で有利になったとしても、それがレースにそのまま反映されるというものでもない。パナソニックARTA/パノスGフォース・Hondaのハンドリングは我々の期待していた通りのものに仕上げられている。決勝レースには自信を持っている」
スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング公式ウェブサイト
www.superaguri-fernandez.jp
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