今週のfrom USは、2010 NASCARスペシャルです。といっても開幕戦デイトナ500の期間は日本へ帰国していたので、カリフォルニアのフォンタナで行われた第2戦の様子をお届けしましょう。ネイションワイド・シリーズに参戦するダニカ・パトリックがどんな様子だったのか、この目でしっかりと見てきましたよ。
初日から早速ダニカ嬢を撮影しようとプラクティス後にガレージへ行ったら、NASCARのオフィシャルとサーキットの警備スタッフがたくさんいて、メディアなのにガレージの周りに近づくなって威嚇されちゃいました。インディではこんなこと無いですけどね。しょうがないのでガレージから出てくるのを他のカメラマンやファンと、一緒に待つしかありません。
グランドスタンドはがらがらですが、ダニカ嬢の予選ではその7号車を一目見ようと、駆けつけたファンがピットエンドに集まっていました。予選は42台中36番手と、ちょっと遅めでしたね。まだストックカー3戦目ですし。
最近インディカーのドライバーは若いのが多いし、女性もいますが、ここはNASCARですからね。アメリカンなおじさんたちもまだまだがんばって走っているんですよ。そんな中にダニカ嬢がいると、なんかちょっと違和感がありますね。
スタート前の国歌斉唱の時になって、多くの報道陣やダニカ嬢の取り巻きがいなくなり、やっと全身の姿をおさえることができましたよ。ちょと緊張しているような感じのダニカ嬢でした。隣にいるのはダンナさんですね。
そんなダニカ嬢のネイションワイド2戦目ですが、レースがスタートするとまだマシンに慣れてないのか、徐々に後退。周回遅れとなったものの、無事に完走して31位フィニッシュしました。前回はクラッシュだったので、NASCAR初完走ですね。
今週はインディカーのアラバマでのテスト、そして週末はラスベガスで再びネイションワイドのレースだそうです。多忙なダニカ嬢は疲れているのか、ちょっと痩せたような気がしました。マシンは壊してもすぐに直せますが、体は壊さないようにしてもらいたいですね。
明日はスプリント・カップのレースの様子と、懐かしのドライバー編をお届けしますよ!