Hiroyuki Saito

オーストラリア旅情 −カンタス国内線ターミナル探索−

そろそろ旬なネタもなくなってきたので皆さんお待ち兼ねのオーストラリア旅情を再開したいと思います。ん? 誰も待っていない? まぁ、そういわず、また何話かお付き合いください。日本に帰ってきたので、できれば年内はこのネタで引っ張りたいと思っているくらいですから……それはきびしいな。まぁ、僕の記憶が残っているうちに伝えておかなければというのが本音です。はい。

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さて、カンタス国内線へバスで移動となりましたがこれが結構長い距離でした。10分は乗っていましたね。なんか他の航空会社への移動でバス料金が発生するのも納得です。やっと到着した国内線ターミナルはなんとも小奇麗な空間が広がっていました。なにやら航空業界で話題となっている2階建て超大型旅客機エアバス380をカンタス航空も導入するようで、宣伝のための吊り下げ看板がターミナル内天井から何個もぶら下がっていましたよ。

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オーストラリアのメルボルン、シドニーからロサンゼルスとロンドン行きに導入されるとのこと。マイルを貯める関係上、ユナイテッド航空を利用している僕にとってはあまり縁の無い話ですが、それでもこの2階建ての飛行機は気になります。そういえばシンガポール航空がすでに導入しているので、スターアライアンスという航空連合を利用すればユナイテッドのマイルを使って乗れないこともないですが、成田からアメリカに行く便ではこの機体を扱っていないようなのでノーチャンスですな。

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なんて思いつつぶらぶらしていると、ちょっと前に日本で話題となったクリスピー・クリーム・ドーナツを発見。アメリカではメディアセンターでおやつとして配られるくらいポピュラーなドーナツです。新宿のお店では凄い行列が出来て1時間くらい並んで購入なんて話を聞きましたが、シドニー空港の出店では店員が1時間くらい電話していても大丈夫な感じでしたよ。ところ変わればなんとやらです。

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オーストラリアのお土産屋さんもちゃんとありました。コアラ、カンガルーのぬいぐるみやキーホルダー、原住民アボリジニ関係のお土産も多く、装飾されたブーメランや管楽器のジュリドゥ(1メートルくらいの木の筒。低音が発生する)なども販売されています。食べ物などで有名なのはクロコダイルのステーキや飛べない鳥エミューやカンガルーのジャーキーなどですかね。以前購入して食べましたが、美味しいというか、なんか微妙だったような気がします。大概、オーストラリアのお土産はこんな感じですね。

到着したばかりなのにもうお土産買うの? なんて気にもならなかったのでそれらを見ながら時間をつぶし、ブリスベン行きの飛行機に搭乗するのを待ちました。オーストラリアは機内持ち込みの規制が厳しいので、搭乗の際に注意されるかと思ったのですが、カメラ機材の入ったキャリー・ケースを無事持ち込むことができました。

ブリスベンに到着し、荷物もちゃんとピックアップしたのでホテルに電話すると先輩方がすでにチェックインしているとのこと。シャトルバスは無いようなのでタクシーで今回の宿となる“Best Western Air Port Hacienda Motel”に向かいました。ホテルにもなんとかたどり着き、日本から来た先輩とやっと合流することができました。ロサンゼルスからブリスベンまでの長旅がやっと終わって一安心し、ランチへと向かいました。

次回はこのホテルの中庭に出現した“珍獣”についてお伝えしますよ。