Hiroyuki Saito

ガソリン不足のアトランタ

日本はもう秋なんでしょうか? 僕の居るカリフォルニア州トーランスの日中、特に今日はとても暑いです。家の中にいると珍しく生温い風が窓から入り込み、その暑さを感じずにはいられません。じわっとくる暑さです。この時期(まだ早いかな?)になるとまた真夏のような暑さの日が続くのですが、これをインディアン・サマーといっています。という僕的な理解だったのですが調べてみると、日本語では小春日和っていう意味なんですね。
小春日和って。いま秋ですよ。と思って、いろいろ調べたらネイティブアメリカン(インディアン)が冬を迎える晩秋の時期に、思いがけず暖かい日が続いて準備が楽になったというその光景を見ていた当時の人たちが、この時期の事をインディアン・サマーと呼び始めたようですよ。他にも説はいろいろありますけどね。まぁ、小春日和っていう意味も穏やかな気候が続くっていうことなので言い得て妙かと分かった次第です。
まぁ、寒いのよりは暑いほうが好きなのでインディアン・サマー様ですが、このことを書こうと思っていたわけではないので(結果的には勉強になりました)、そろそろアトランタでのガソリン事情についてお伝えしようかと思います。
日本もそうですが、アメリカもガソリンがとても高くなってカリフォルニアでも一時期は1ガロン5ドルになるんじゃないかって勢いでした。今でこそレギュラーで1ガロン3ドル50セント前後まで下がりましたが、1年前と比べてもまだ高いですね。2ドル台が遠い昔の話ですよ。
なんとかガソリンの値段が下がってきたのですが、先週アメリカン・ル・マンの取材でいったアトランタでは、深刻なガソリン不足が起こっていました。9月にメキシコ湾岸にきた2回の大型ハリケーンの影響で停電が起こり、製油所の機能が停止したそうです。復旧には10日前後かかるらしく、メキシコ湾岸からパイプラインで送られてくるガソリンの供給が遅れたのです。

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車社会のアメリカです。ガソリンの供給が途絶えたらどこにもいけません。そう思った多くの人たちがガス・ステーションに殺到し、あっという間にガソリンがなくなってしまったと。現にアトランタ市内はもちろん郊外でガソリンがなくなって閉店しているガス・ステーションがありました。なんとか残っているお店でも普通3種類のグレードがあるのですが、レギュラーのみしか販売しておらず、一人何ドル分という規制までされていたようです。値段も1ガロン4ドル近くとちょっと高めです。

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幸い今回のレンタカーはガソリンを使いきって返すパターンだったのであわてなくて済みましたが、初めてガソリンが極めて少ない状況に立ち会ったんだと改めて思いました。これまで値段は上がってもガソリンを買うことができましたからね。カリフォルニアでこんなことが起こったらもっと凄いパニックになるでしょう。想像したくもありません。現地の人たちにとっては深刻な問題ですから一刻も早くガソリンがすべてのガス・ステーションに行き渡ることを願うアトランタの取材でした。