Hiroyuki Saito

ポートランド探索

チャンプ・カーの取材で、ポートランドに行きました。ポートランド空港からダウンタウン、ポートランド・インターナショナル・レースウエイまでどちらも車で20分ほどと、取材にいく僕らにとっても非常にアクセスのいい街です。僕がこの仕事を始めたのが1999年ですが、それ以来欠かさず取材を続けているコースのひとつです。今年で7年目と思うと早いなぁと、しみじみ感じてしまいます。
レースはオールメンディガーが初優勝を飾りました。しかもフォーサイスに移籍して初レースでの優勝です。お見事でしたね。ルースポートに移ったダ・マッタも5位でフィニッシュしたので、この2人にとってはいい結果になったと思います。
デイル・コイン・レーシングに結果的に移ることになったドミンゲスですが、今回のレースは散々でしたね。悪いドライバーではないと思いますが、精神的なダメージの方が大きいでしょう。しかも自分がいたチームに移ったドライバーが、いきなり優勝でしたからね。レースはいろいろな要素がうまく絡み合ってはじめて優勝できるのですが、結局、ドミンゲスは優勝できなかったですからね。フォーサイスでは。
なにはともあれ、オールメンディンガーの初優勝で丸く収まったような感じです。ドミンゲスには今年デイル・コイン・レーシングでがんばってもらうしかないのでしょうが、最終戦のメキシコ・シティは盛り上がりにかけるでしょうね。

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さて、レースの話はこれくらいにしておき、ポートランドのダウンタウンを少し紹介しましょう。サーキットから程よく近い場所にあるので、時間があればダウンタウンまで足をのばします。今回は初日に少し時間があったので、ちょっと街を探索しました。ポートランドは消費税がかからないので、少し値段が高いようなものは、このポートランドに来たときに買うといいんですね。以前、撮影機材などを購入しました。

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今回はこのポートランドが発祥というナイキのナイキタウンにいってきました。といってもすでにお店は閉店時間が過ぎていたので、ちょっと見てきただけで終わりましたが。その後、毎年ご飯を食べにいっている“こうじ大阪屋”という日本食のレストランに行きました。
早速、例のものを頼もうとメニューを見たんですが、今年はメニューが新しくなっています。しかも、お目当てのメニューがない・・・・。店員さんに聞くと「メニューにはもう載っていませんが、まだ作れますよ」と応えてくれました。

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このお店“オレゴン・マグロ丼”というのがあるんです。ようは鉄火丼なんですが、白身の鉄火丼なんですな。白身だから鉄火ではないですね・・・・。多分ビンチョウ・マグロを使用しているのでしょう。お味は、赤身の鉄火丼とは若干違います。なんというか、うまくいえませんがちょっと淡白な感じですかね。個人差はありますが、普通においしいですよ。
オレゴン州はアメリカ西海岸、太平洋沿いに面しているため、海の幸が新鮮です。また、ヤフーのイエローページで検索したのですが、ポートランドには、日本食のお店がとても多いです。この“こうじ大阪屋”もポートランドに何軒かチェーン店がありました。
昨年は地元のカメラマンにボリュームあってとても安い、地元の若者ご用達のお寿司屋さんに連れて行ってもらいました。名前忘れてしまったのが残念ですが、かなり並んでましたよ。お味は、そこそこでしたが、一個が本当にとても大きかったです。アメリカではうまさよりもコストパフォーマンスの方が重要なんですね。お腹いっぱいになった記憶があります。

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2日目は時間も無く、今回泊まったホテルから歩いていける場所にあった“スチーマー”というアメリカンなレストランにいきました。なにやら蒸気機関車をモチーフにしていて、壁にはそのような写真が壁全体にディスプレイされていました。店員さんお勧めのシーフード・パスタを食べたのですが、意外とおいしかったですね。
ポートランドに行く機会があれば、ブランド物などのお高い買い物と、今となっては裏メニューとなりましたが、こうじ大阪屋の“オレゴン・マグロ丼”などのようなシーフード系がお勧めですよ。