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チャンプ・カー・ワールド・シリーズ第7戦トロント[2日目]フォト&レポート

<US-RACING>

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昨年のトロントで初優勝を飾ったウイルソンが、最終予選を制した。これまでのレースではすべてトップ6以内でスタートしているが、ポール・ポジションはこのトロントが今シーズン初となった。「タイム・アタック中、常にセルビアが前にいて、ちょっといらいらしたよ。セルビアが目の前から居なくなって、やっとクリア・ラップになったんだ。その後の2周のタイム・アタックでトップになれてよかったよ」と、嬉しそうに話した。レースに関しては、前戦のクリーブランドのリタイアと、ヒューストンの5位以外の5戦では、すべて2位でフィニッシュしているウイルソン。初優勝した縁起のいいこのトロントで今シーズン初優勝も飾り、ランキング争いでブルデイに近づきたいところだ。

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暫定ポールだったオールメンディンガーは、元チームメイトのウイルソンに僅か0.082秒及ばず予選2位となった。オールメンディンガーは、これまでの7戦で予選4位以下からスタートしたことはない。チームを移籍する前から一発の速さに関してはすばらしい成績を残している。移籍後は周知の通り2連勝し、その速さは安定感を増してきた。明日のレースは、ウイルソンとのスタート争いとなるが、ランキング争いに絡んできている二人が接触しないでクリアなスタートになることを祈りたい。

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プラクティスではトップタイムを記録していたが、昨年のポールシッターは今年ポール・ポジションを獲得することができなかった。開幕戦から4連勝し、ポールポジションも3回獲得しているブルデイは、今日はウイルソン、オールメンディンガーのタイムを上回ることができなかった。前戦のクラッシュでリタイアとなったブルデイだが、ランキングではダントツのトップ。しかし、そのブルデイを追う立場の2人が、今日の予選で1位、2位となったことは、今後のランキング争いを興味深くしてくれる結果となった。ウイルソンとオールメンディンガーが2年連続チャンピオンを抑えきることができるか?

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カナダ人ドライバーが3人エントリーしている今シーズンのチャンプ・カー。トレイシー、タグリアーニといったベテランドライバーに続くカナディアン・ドライバーが若干19歳のレンジャーだ。昨年もそうだったが今年も地元メディアの注目を浴びていた。昨日の予選では11位だったが、今日の最終予選ではタイムを約1.4秒も縮めて、6位にポジションアップした。明日はこのヤング・カナディアンが地元カナダでのレースで、上位フィニッシュできることに期待したい。