CHAMP CAR

●チャンプ・カー・ワールド・シリーズ第8戦サンノゼ【二日目】ボウデイの独壇場となった最初で最後の予選

<US-RACING>
5万962人の観客で溢れ、昨日とあわせてすでに9万人以上を集めたサンノゼ。コース改修も無事に終わり、1回だけの予選でみごとポール・ポジションを記録したのは、ボウデイだった。チームメイトのセルビアとスリリングなトップ争いを展開し、今季3度目の予選トップ。昨日に続き、またもチームメイトの後塵を拝したセルビアが2位で、ニューマン/ハースがフロントローを独占することになった。3位はトレイシーとなり、ベテラン勢がトップ3に並んだ。
●プラクティス3:金曜に引き続き、改修後のコースもボウデイがトップ
一晩かけてターン1〜2を改修し、フロント・ストレートからヘアピンまでにシケインを新たに設置。問題のターン4もコース幅を広げるなど、突貫工事が繰り広げられた。ドライバーがこれらの箇所をチェックしたために、予定より約10分遅れの午前10時41分にグリーン。約50分に渡って行われたセッションで、トップ・タイムを記録したのはまたもボウデイだった。新しいシケインのために、昨日のトップ・タイム(52.615秒)よりも約1秒3遅い53.968秒となり、2位はトレイシー(54.643秒)、3位セルビア(54.814秒)とボウデイだけが53秒台に入れている。
●プラクティス4:予選前最後のセッションはセルビアがトップ
カリフォルニアらしい強烈な日差しで、気温も32度まで上昇。やっとスケジュールは当初の予定どおりとなり、午後2時から予選に向けての最後のプラクティスが始まった。15分のこのセッションでトップ・タイムをマークしたのは、セルビア。だがタイムは朝のボウデイには届いておらず、54.792秒に留まった。2位となったボウデイ自身も55.073秒と1秒以上タイムを下げている。3位に55.114秒のトレイシーと、順位は変わったものの朝と同じ顔ぶれによるトップ3となった。
●予選:チームメイト同士で争った末にボウデイがポール獲得
通常は15周のみのアタックだが、今回は昨日の予選が中止されたために走行制限を解除。何周でもアタックできることにはなったが、コースが短いだけにクリアラップをうまくとることは至難の業と言える。午後2時25分、グリーンフラッグにより最初で最後の予選がスタート。開始から約20分が経過した午後2時44分、前戦エドモントンのポール・ポジションだったオールメンディンガーが54.604秒でトップに浮上する。
ほぼ同時に昨日のプラクティス総合2位だったセルビアが、54.561秒を記録。1分後にトレイシーもスピード・アップし、13周目に54.570秒、14周目54.510秒と迫ってきた。朝のセッションでトップ・タイムを記録したボウデイのタイムも上がり始め、午後2時47分に54.527秒をマークしてトップに浮上。しかしすぐその後に僚友セルビアが54.305秒を出してトップが入れ替わったのも束の間、ボウデイが54.243秒で再びトップに返り咲いた。
セッションは終盤を迎え、これから全員が最後のアタックにはいるかと思われたその矢先、ルーキーのレンジャーがターン7でクラッシュを喫し、赤旗&チェッカー。ボウデイが今季3度目のポール・ポジションを獲得し、セルビアが2位でニューマン/ハース・レーシングのフロントロー独占が実現した。3位はトレイシーと、終わってみればやはりベテラン勢がトップ3を占め、4位には昨日15位と出遅れていたオールメンディンガーが入る大健闘。前戦でトップを走りながら、残り10周でリタイアした雪辱を晴らせるか?