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●チャンプ・カー・ワールド・シリーズ第7戦エドモントン【決勝】ボウデイがエドモントンの初代ウイナーに

<US-RACING>
快晴に恵まれた日曜日は7万8080人の観客が集まり、3日間で20万52人を記録。初開催ながらカナダのレースにおける過去最高記録を記録する。レースは序盤から激しい攻防が続き、トレイシーがオールメンディンガーやウイルソンを次々とパスするも、ブレーキトラブルで後退。終盤にオールメンディンガーがトップにカムバックしたが、ウォールに接触して初優勝目前でリタイアに終わる。大波乱のレースを制したのは予選10位から追い上げたボウデイだった。
Lap by Lap レポート
・レースは88周、または105分のタイム・レース。
・天気は薄曇りで気温15度。
グリーン・フラッグ:ターン2でトレイシーがウイルソンをパス。その後ウイルソンは挽回して2台はサイド・バイ・サイドで接触。ダメージはなし。セルヴィアがタグリアーニをパスして4位に浮上。ターンを二つ過ぎた後、セルヴィアが抜き返す。ボウデイが8位にポジション・アップ。
Lap1:レンジャーがタイヤとサスペンションに問題が発生し、ピットに入る。クルーが作業のとりかかる
Lap2:ボウデイがターン1でヴァッサーをパスし、7位に浮上
Lap4:オールメンディンガーとトレイシー、ウイルソンは赤いサイド・ウォールのブリヂストン・ポテンザ・オルタネート・タイヤでスタートしている。
Lap6:6位を走行していたダ・マッタがスピード・ダウンして後退。マシンに振動を感じたためにピット・インし、レギュラー・コンパウンドのタイヤに交換してコースに復活。
Lap8:オールメンディンガーをトレイシーが0.785秒差で追い、3番手ウイルソンとトレイシーの差は4.392秒。
Lap8:ダ・マッタはタイヤ交換しても問題が解決せず、ピットに戻ってサスペンションをクルーがチェック。左フロントのサスペンションに問題があり、走行を断念。
Lap11:ボウデイがターン1でタグリアーニをパスして5位に。
Lap14:ウイルソンが62.314秒のファステスト・ラップを記録。
Lap15:ピットで14周を失ったレンジャーがコースに復帰。
Lap15:トレイシーが61.991秒を記録してファステスト・ラップを更新。
Lap17:レンジャーがピットに戻り、マシンから降りる。18位でレースを終える。
Lap18:トレイシーがトップのオールメンディンガーに0.624秒差まで迫る。
Lap19:トレイシーが周回遅れのマーシャルに行く手を阻まれたオールメンディンガーをパスし、トップに。
Lap22:トレイシーが61.876秒を記録してファステスト・ラップを更新。
Lap23:トレイシーが次の周も61.687秒を記録してファステスト・ラップを更新。
Lap24:2番手オールメンディンガーが61.504秒を記録してファステスト・ラップを更新。トップとの差は1.127秒。
Lap25:ヴァッサーがターン6でスピン、エンジンがストールして芝生内で停止。イエロー・フラッグが振られ、セーフティ・チームが救助に向かう。ドライバーは無事。現在のトップ10はトレイシー、オールメンディンガー、ウイルソン、セルヴィア、ボウデイ、タグリアーニ、グロック、ドミンゲス、ヴィルドハイム、フィリップ。
Lap27:ピットがオープン。ほぼ全車がピット・インし、トレイシーがトップでコースに戻る。オールメンディンガーよりわずか速くピット・ストップを終えたウイルソンが2位に。ヴァッサー、スペラフィコ、マーシャル以外のドライバーはすべてピット・インした。タグリアーニがピット・ストップでボウデイより先にコースに復帰して5位になった。
Lap29:イエロー・フラッグ。今年初めてリスタートの際にイエロー・フラッグが振られた。
Lap30:グリーン・フラグ。フィリップがピット・ストップで7位に浮上していたが、グロックにそのポジションを奪われる。
Lap32:ウイルソンがトップのトレイシーとの差を0.250秒まで縮め、プレッシャーをかける。
Lap37:トップ・スリーの差は1.1秒内。
Lap40:オールメンディンガーが61.475秒を記録してファステスト・ラップを更新。
Lap44:トレイシーがウイルソンからプレッシャーを受け続ける。この9周に渡って、2台は常に0.5秒差以内で走行。
Lap49:ウイルソンがターン11でインサイドに入り、トレイシーをパス。トレイシーはブレーキングの際にタイヤからスモークを上げる。
Lap50:トレイシーはオールメンディンガーにもパスされ、3位に後退。トレイシーとトップとの差は5.804秒まで広がった。
Lap51:オールメンディンガーがこの日最初の60秒台を切る59.900秒でファステスト・ラップを更新。
Lap52:ハンター‐レイがターン9とターン10の間でコース・オフ。コンクリート・ウォールの後ろの安全な場所にマシンを停める。
Lap53:ウイルソンがピット・ストップし、7位でコースに復帰。オールメンディンガーがレースをリード。
Lap54:ヴィルドハイムがピットに入り、10位でコースに戻る。マーシャルもピット・イン。ハンター‐レイは電気トラブルでリタイア。
Lap55:オールメンディンガーが2位のトレイシーに10秒以上の差を広げてレースをリード。フィリップがピット・イン。
Lap56:2位のトレイシーがピット・イン、オルタネート・タイヤを装着してコースに戻る。
Lap57:トップのオールメンディンガーがピット・イン、レギュラー・タイヤを装着。セルヴィアがレースをリード。
Lap58:トップのセルヴィアがピット・イン。タグリアーニ、グロック、ドミンゲス、ブレマーもピット・イン。タグリアーニは燃料切れとなり、惰性でピット・レーンを走行してピットにたどり着く。
Lap59:ボウデイがレースをリードし、トップに立ったドライバーとして1ポイント獲得
Lap62:トップのボウデイがピット・イン。オールメンディンガーがトップ、ウイルソンが追う。トレイシーがターン10でスピンをするが、コースに復帰。ボウデイがセルヴィアの前でコースに戻る。
Lap63:グリーン・フラッグの最中にすべてのマシンがピット・ストップを終える。トップ5はオールメンディンガー、ウイルソン、ボウデイ、セルヴィア、トレイシー。
Lap66:トップのルースポーツの2台は、後続に20秒以上の差を広げる。
Lap70:トップから9台が同一周回を走行。グロックがルーキーの中でトップとなる6位を走行。
Lap72:オールメンディンガーが、2位に1.551秒の差をつける。
Lap75:イエロー・フラッグ。ヴィルドハイムがターン7でスピンし、マシン後方から追突。マシンは牽引されてコース外へ。
Lap77:リスタートに備え、オフィシャルが周回遅れのヴァッサー、タグリアーニ、R.スペラフィコ、フィリップ、マーシャル、A.スペラフィコをいったんピットレーンに入れ、リードラップ集団の後方になるよう配置。
Lap78:リスタート時の順位は、オールメンディンガー、ウイルソン、ボウデイ、セルヴィア、トレイシー、グロック、ドミンゲス、ブレマーの順。ウイルソンがイエロー・コーション中にスピン。
Lap79:ウイルソンはこのスピンで、6つのポジション・ダウンとなった。ボウデイが2位に浮上。
Lap79:グリーン・フラッグ。オールメンディンガーがターン11でウォールに接触。ボウデイがトップに。オールメンディンガーはピットに戻るが、トランスミッションのトラブルでレースを終えた。
Lap80:ボウデイがトップをリード、セルヴィア、トレイシーが続く。
Lap82:ウイルソンがドミンゲスをパスして5位に。
Lap83:ボウデイが0.757秒リード。ウイルソンとグロックがターン7で接触。グロックはスピンしてマシンがエンジン・ストールし、チャンプ・カー・セーフティ・チームによって、再びコースに復帰。
Lap85:ボウデイが0.715秒リード。3位のトレイシーは2位セルヴィアから2.380秒差。
Lap86:セルヴィアがボウデイに追いつくために、プッシュ・トゥ・パス・ボタンを使用。
Lap87:ホワイト・フラッグ。ボウデイとセルヴィアの差は0.596秒。ウイルソンが3位のトレイシーに迫る。
Lap88:チェッカード・フラッグ。セバスチャン・ボウデイが初開催のエドモントン・グランプリで優勝。2位のセルヴィアとの差は0.596秒だった。トレイシーがウイルソンを抑ええて3位。ポイント・ランキングをリードするボウデイは、この優勝により2番手とのシリーズ・ポイントの差をさらに広げた。ボウデイにとって通算12回目の優勝。