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●チャンプ・カー・ワールド・シリーズ第6戦トロント【初日】トレイシーが4年連続となるフロントロー・スタートを確定する

<US-RACING>
今年で連続20回目の開催となるトロントの仮設ストリート・コース。午前中の第1プラクティスでは、トップ・タイムのボウデイとともに59秒台のタイムを記録して2番手だったトレイシーが、午後の第1予選でその本領を発揮する。セッション開始から20分が経過した8周目のアタックで、唯一人59秒を切る58.887秒を叩き出し、トップに浮上。地元ファンの期待に応えたトレイシーがトップを維持し、フロント・ローのスターティング・グリッドを確定した。2位はボウデイ、3位にはタグリアーニが入る。
●プラクティス1:昨年の覇者ボウデイがトップ・タイム
10時15分にスタートした75分間の第1プラクティス。好天に恵まれたトロントは気温21度から徐々に上昇し、高めの湿度も手伝ってやや蒸し暑い陽気となった。このコンディション下、昨年ポール・トゥ・ウインを飾ったボウデイが59.710秒でトップ・タイム。同じく59秒台に入ったトレイシーが0.199秒差の59.909秒で2番手に着ける。トレイシー同様、地元カナダでタグリアーニ(60.289秒)が3番手に入り、以下ダ・マッタ(60.490秒)、ドミンゲス(60.628秒)がトップ5。
●プラクティス2:ドミンゲスがトップ・タイム
27度近くまで気温が上昇した中、2時から始まった15分間のオープン・プラクティスで、トップ・タイムをマークしたのはドミンゲスだった。ほとんどのマシンがグリーン・フラッグと同時にコースインして周回を重ねるなか、ヴァッサー、ダ・マッタ、ボウデイが相次いでトップ・タイムを更新。残り時間が1分となったところでドミンゲスが9ラップ目に60.396秒のタイムを記録し、このセッションでトップとなった。2番手はボウデイ(60.438秒)、3番手はダ・マッタ(60.499秒)だった。
●予選:第6戦ウイナーのトレイシーがトップ・タイムでフロント・ロー確定
午後2時25分、第1予選がスタート。まずはルーキーのグロック、R.スペラフィコらがコースインする。10分が経過したところで、オールメンディンガーが自らの午前中のタイムを更新する60.423秒で暫定トップに立つ。しかしその2分後、ドミンゲスがタイムを更新してトップに上がると、続けてベスト・ラップを更新。このセッションで最初に60秒を切る59.760秒をマークする。このあとすぐにオールメンディンガーも59.380秒を記録してトップに返り咲いた。
2時40分、予選開始から15分が経過したところでようやくトレイシーがコースイン。この時点で11台のマシンがすでにコースインしてタイム・アタックを開始していた。これを皮切りにタグリアーニ、ダ・マッタ、ボウデイ、ヴァッサーらも相次いでコースインする。3分が経過したところで、トレイシーが59.309秒で暫定トップに。ここまででレンジャー以外は全員予選アタックを開始している。観客の期待に応えるべく、トレイシーは自らのタイムを更新。初めて59秒を切る58.887秒のベスト・ラップを叩き出した。
次に午前中のプラクティスでトップだったボウデイが59.054秒のタイムでトレイシーに迫る。さらにタグリアーニが59.308秒で3番手に上がってくるものの、トレイシーのタイムを凌ぐものは現れない。残り12分のところでボウデイが59.010秒とタイムを更新するが届かず。3時ジャストにチェッカード・フラッグが振られて終了した。結局誰もトレイシーのタイムを凌ぐものはなく、唯一人58秒台をマークしたトレイシーが初日の予選を制してフロントロー・スタートを確定。グランド・スタンドから地元ファンの大歓声が沸きあがった。トレイシーが予選初日でトップとなったのは今シーズン初めてだが、ここトロントでは4年連続フロントロー・スタートとなり、新記録達成。2位はボウデイ(59.010秒)、3位はタグリアーニ(59.248秒)と、トップ3は午前中のプラクティスと同じ顔ぶれとなった。