CHAMP CAR

チャンプ・カー・ワールド・シリーズ 第2戦 モンテレイ【初日】フォト&レポート

<US-RACING>
Photo & Report by Hiroyuki Saito

 今回だけの特別方式となった予選。コンピューターがランダムで2グループにドライバーを分け、15分ずつ3回のセッションを行う仕組みとなった。2つのグループがタイムアタックを行い、その中のトップ5が3回目の最終アタックをする権利がもらえる。合計10台が最終アタックを行い、トップを決める方法となった。しかし、トップになったからといって、今までどおりフロントローが確保できるわけではなく、ランキング・ポイントが1ポイント加算され、明日の最終予選となる3回目のアタックで走行する権利が発生するオプションがついてくる。今回この初めての初日の予選を制したのは、昨年のポール・シッター、ボウデイとなった。

 今年で4年目を迎えるテカテ・テレメックス・モンテレイ・グランプリ。昨年までテカテがメインスポンサーだったメキシカンの花形ドライバー、フェルナンデスがIRLに移行し、テカテ・カラーのマシンが走行しない初めてのモンテレイ・グランプリとなった。しかし、コース内に設置してあるスクリーンやメディアセンターのテレビから流れるテレメックスのCMには、ちゃんとフェルナンデスが出演していた。IRLにいってもメキシコにおいてその存在力は高い。今年は4人のメキシカン・ドライバーが参戦しているが、ドミンゲスがそのドライバーの中でトップとなった。

 午前のプラクティスで、トップ・タイムを記録した昨年のウイナー、トレイシー。前戦に続き好調な出だしかと思われたが、午後の予選では終了5分前に、ターン9でコース・アウトしスピン。マシンを止めてしまい痛恨のレッド・フラッグを提示された。このためトップ・タイムが剥奪されると、結局9番手で初日の予選を終えることになった。

 曇り空となったモンテレイは、湿度が高く蒸し暑い一日となった。昨年から第2戦目として開催されているモンテレイは、かつてラテン・アメリカで初めて設立された製鉄所(1900〜1983年)跡地にコースが設置されており、工場がそのままモニュメントとして残されている。普段は公園として活用されており、初日の走行は路面に埃が多く滑りやすい。案の定、午前のプラクティスでは3回のレッド・フラッグが発生した。