<US-RACING>
BRIDGESTONE PRESENTS THE CHAMP CAR WORLD SERIES POWERED BY FORD Round 8 ブリジストン・プレゼンツ・ザ・チャンプカー・ワールド・シリーズ・パワード・バイ・フォード 第8戦 Grand Prix of Portland Featuring The G.I.Joe’s グランプリ・ポートランドフューチャリング・G.I.ジョーズ200
■開催地:オレゴン州ポートランド ■レース・トラック:ポートランド・インターナショナル・レースウエイ ■コース全長:1.969マイル、パーマネント・ロード・コース(約3.168km/1周) ■決勝レース:100周/196.900マイル(315キロ) ■コース・レコード:57.738秒/122.768マイル(2000年エリオ・カストロネベス)
●ラグナ・セカに続くアメリカ西海岸が舞台の第8戦“G.I.Joe’s 200” オレゴン州ポートランドで開催されるシリーズ第8戦“G.I.Joe’s 200”。前戦のカリフォルニア州モントレーのラグナ・セカに続く、アメリカ西海岸が舞台だ。開催地のポートランド・インターナショナル・レースウエイは、オレゴン州ポートランド市内から車で20分ほど北にあるデルタパーク内にあり、緑に囲まれた美しいサーキットだ。 ●CARTが開催されてから今年でちょうど20回目の開催 ポートランドは全米バラ協会と国際バラ試験園がある「バラの都」として有名で、1907年から“ローズ・フェスティバル”が開催されて今年で96年目を迎える。そのメイン・イベントとして1984年からCARTが開催されるようになって今年でちょうど20回目。タイトル・スポンサーである“G.I.Joe’s”は1975年からレースを支援しつづけている地元の大手アウトドア・スポーツ用品店だ。
●今季4度目のロードコースはターン1が一番の見所 前戦のラグナ・セカに続く今季4度目の常設ロードコースとなるポートランドは、大小10のコーナーで構成されている。スタート&フィニッシュラインのあるメインストレートは、ドラック・レースが行われるほどの距離と幅があるのが特徴。このストレートの途中にあるターン1(シケイン)、通称フェスティバル・カーブは最大のオーバーテイクポイントだ。スタート時や再スタート時にクラッシュやコースアウトが頻繁に起こるため、コース内でも一番の見所となる。
シリーズのロード・コースの中でもアップダウンの少ないフラットなコースは、スムーズで走りやすい反面、場所によってはコースのすぐ外側がコンクリート・ウォールとなっており、ストリート・コースで走るような緊張感も併せ持つ。また、雨が降る事の多いコースでもあり、レースウイークエンドの3日間がすべて晴れるのは珍しい。
●ダ・マッタの独壇場だった昨年のレース 金曜日と土曜日の予選で連日トップ・タイムをマークしたダ・マッタは、レースでも最多リードラップを築いてパーフェクト・ウインを達成した。2位はジュンケイラ、3位はフランキッティが入っている。昨年の実績からいけば、ダ・マッタのチームだったニューマン/ハースからエントリーしているジュンケイラが優勝の有力候補だが、勢いに乗るカーパンティやジョルダインも忘れるわけにはいかない。
●雨の2001年のレースを制したパピスが復活 大雨に見舞われた2001年のレースで、見事ポール・トゥ・ウインを達成したパピスがPKレーシングからCARTに復帰することが決まった。同チームは前戦のラグナ・セカでハータを走らせていたが、今回はここで優勝経験のあるパピスを起用。同チームはハータとの関係も継続し、近いうちに2台体制になるという。久しぶりのチャンプカーに復活したパピス、再び優勝することが出来るだろうか。
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