CHAMP CAR

チャンプ・カー・ワールド・シリーズ 第7戦 ラグナ・セカ【二日目】フォト&レポート

<US-RACING>
Photo&Report by Hiroshi Nakajima

 ラグナ・セカ特有の急降下ターン、“コークスクリュー”を駆け下りるレーサー鹿島。“好きなコース”と語る鹿島だが、肝心の高速コーナーのセットアップに戸惑い、うまくセットアップできなかったようだ。今日は最終予選が行われ、89.652秒を記録した鹿島は明日の決勝で18番手からのスタートとなる。

 ボウデイ同様、この週末トップクラスの実力を発揮しているハバーフェルド。このF3000出身のブラジル人ドライバーのポテンシャルは高く、開幕戦の4位に続き、前戦のミルウォーキーでは初オーバルながら7位と好成績を残している。これから得意なロードコースが続くだけに、表彰台に上がる日も近い?

 今シーズンの初ポール・ポジション獲得となったカーパンティエ。今季これまでの予選は4番手が最高だっただけに、シーズン中盤を迎えてやっと本来の力を発揮しつつある。カーパンティのタイムはジョルダインからわずか0.045秒差となる69.575秒で、昨年のポールポジションだったクリスチアーノ・ダ・マッタは69.473秒とコンマ1秒差でしかない。

 前戦のミルウォーキーで初優勝を決めて波に乗るジョルダインは、見事最終予選でトップタイムをマークしてみせた。ところが予選後の車検で最低重量に約2.7キロ足らないことが発覚し、この日のタイムを剥奪。昨日のタイムが適用されることとなり、13番手からのスタートとなってしまう。すでにその実力は折り紙つきとなったジョルダイン、ロングビーチに続く今季2度目のポール獲得も間近だ。