CHAMP CAR

CARTチャンピオンシップ・シリーズ 第4戦 ナザレス【プラクティス2】レポート

<US-RACING>
■午後はチーム・レイホールがワンツー、しかし総合トップはジュンケイラのまま

朝26度だったナザレスの気温が32度まで上昇、真夏を思わせるコンディションの中で、初日2回目のプラクティスが午後1時30分にグリーンフラッグ。路面温度の上昇がタイムにどのような影響を与えるのか注目したい。

セッション開始10分後、最初のファステスト・ドライバーとなったのは21.194秒をマークしたジョルダインJr.。これにフェルナンデスの21.956秒、唯一フェニックス・エンジンを使うウィルソンの22.008秒と続く。

第2戦における幻のポールポジションなど、緒戦から好調なジョルダインJr.のタイムがしばらく破られない中、午前のプラクティスでトップタイムをマークしているジュンケイラが1時50分に21.215秒を記録して2番手に。さらにバッサーが21.503秒を出すなど、2番手以下の順位の入れ替わりが激しくなってくる。

もうすぐ30分が経とうとしていた1時55分、上り調子のジュンケイラがまたもタイムアップに成功し、午後になって初めて21秒を切る20.983秒でトップタイムをマーク。ようやくトップポジションの座が入れ替わることになった。

セッション開始から30分が経過した2時ちょうど、この時点でのトップポジションはジュンケイラ、これにジョルダインJr.の21.130秒と続き、午前のセッションで2番手に入っているカストロネベスが21.180秒を出して3番手まで浮上してきた。

朝のセッションでレイナード最上位だったカストロネベスが、2時5分にジュンケイラのトップタイムを破る20.847秒を叩き出してトップの座を奪い取る。カストロネベスはこの後も20.773秒までタイムを更新してトップの座をキープ。これに続くのはジュンケイラ(20.983秒)、ジョルダインJr.(21.130秒)だ。

グリーンフラッグが振られてからちょうど1時間が経過した2時30分、セーフティクルーがコース点検を行うためにイエロー・コーションとなる。この時点でのトップは依然カストロネベスの20.773秒、20.983秒のジュンケイラが2番手で、3番手には21.128秒をマークしたパピスがジャンプアップ。

セッションが再開され、ローラ勢の巻き返しが始まる。2時54分、テキサスでポールポジションを獲得しているブレックが20.692秒を叩き出してトップへ躍進。しかしレイナードも負けじとトレイシーが20.941秒を出して3番手へ浮上し、いよいよ大詰めを迎える。

残り8分、ブレックがトップをキープしたまま終了かと思われた矢先、チームメイトのパピスが20.653秒を記録してトップへ。チーム・レイホールのワンツーが実現した。結局パピスのトップタイムは破られないままチェッカードフラッグとなり、2番手にはブレックの20.692秒(164.585マイル=263.336キロ)、3番手にはカストロネベスの20.773秒(163.944マイル=262.210キロ)が入ってプラクティスが終了。

エンジンマニュファクチャラー別ではフォードがワンツーを取り、3〜5位にホンダ、以下6、8、10位にフォード、7、9位にトヨタが入る結果となった。相変わらずフォードの調子が良い。一方、シャシー別ではローラがワンツーと6〜9位、レイナードが3〜5位と10位を確保。今回もローラがトップ10中6台を占める。全体でレイナードの16台に対しローラが9台という比率を考えれば、大健闘といえるだろう。

最終的に、気温が上がったことで朝のタイムは破られず、総合ではジュンケイラが1位。2年前のナザレスで、ルーキーながらポール・トゥ・ウインを達成してしまったファン・モントーヤの再来を予感させる初日となった。総合2位はレイナードで孤軍奮闘するカストロネベスで、3位は午後のトップだったパピスが入る。

午前のセッションは0.5秒以内に6人だったが、今回は10人が入る。また1秒以内には朝の19人から22人と、俄然厳しくなってきた。期待の日本勢は高木が21.417秒でこのセッション19番手、中野が21.973秒で25番手と初のショートオーバルを未だ攻略できず。総合では高木が15位、中野は25位のままである。明日のクオリファイに期待したいところだ。