CHAMP CAR

CARTチャンピオンシップ・シリーズ 第15戦 バンクーバー【プレビュー】

<US-RACING>
■抜きどころが少ないコースなので ドライバーのテクニックが必要とされる

98年から採用されているレイアウトはストレートが短いため、オーバーテイクはかなり困難。

長いバックストレートは抜きどころと期待されていたが右に曲がっているため、ストレート・エンドのブレ−キング・ポイントで、追い越しを仕掛けるラインは取りにくい。

■コンコルド・パシフィック・プレイス・リザルト

ここバンクーバーでのCARTのレースは1990年にスタートし、今年で11回目を迎えた。それぞれの年のポールポジションとウイナーは、

1990年:ポール=アンドレッティ、ウイナー=アル・アンサーJR
1991年:ポール=アンドレッティ、ウイナー=アンドレッティ
1992年:ポール=アンドレッティ、ウイナー=アンドレッティ
1993年:ポール=スコット・グッドイヤー、ウイナー=アンサーJR
1994年:ポール=ロビー・ゴードン、ウイナー=アンサーJR
1995年:ポール=ジャック・ビルニューブ、ウイナー=アンサーJR
1996年:ポール=ザナルディ、ウイナー=アンドレッティ
1997年:ポール=ザナルディ、ウイナー=グージェルミン
1998年:ポール=フランキッティ、ウイナー=フランキッティ
1999年:ポール=モントーヤ、ウイナー=モントーヤ

となっており、現役ドライバーの中ではアンドレッティの3回のポールポジションと、3度の優勝が際立っている。1998年にコースレイアウトが大幅に変わり、1.802マイルのコースとなったが、昨年若干の変更が施され、現在の1.781マイルとなった。そのためコースレコードは昨年のポールシッター、モントーヤが記録した60.641秒となる。