<US-RACING>
Photo&Report by Hiroyuki Saito
■ MADE IN NAZARETH
さすが地元だけに、アンドレッティ・ファミリーのお土産トレーラーだけは別にありました。
Tシャツ、キャップ、ミニカーが中心ですが、もちろん、マイケル、マリオ関連商品しかありません。
毎日決められた時間にマリオやマイケルがやってきて、サインしてくれます。
■どうやって手に入れるんだろう?
あるショップには、ヘルメットシールドが選手のサイン入りで売っていました。
いったいどうやって手に入れるんだろう?
これを手に入れた人はドライバーになった気分で、シールド越しに色々なものを見てみるんでしょうね。
■MADE IN NAZARETH 2
“マリオ・アンドレッティが最後にドライブしたチャンプカーに乗ってあなたも記念写真を撮りませんか”
一枚20ドルで、更にもう一枚欲しい時は、なんと15ドルにディスカウント。
アンドレッティのホームタウンならではですね。デジタルカメラで撮った写真を、その場でプリントして販売していました
■眺めはいいのに曇り空
第4コーナーの観客席からの眺めです。
ナザレスは観客席からコース全体が一望でき、レース展開が解りやすいのが特徴です。
この時期だと天気が不安定で、寒い日も多いですね。なにしろニューヨークのマンハッタンとほぼ同じ緯度ですから。
来年はもう少し時期を遅くしてくれるといいですね。来年開催されるかまだわからないけど
■ガルター・サレスが、、、
ガルター・サレスが午後のプラクティスで第2コーナーのコンクリートウォールに左リアタイヤから衝突し、そのまま壁沿いを自分がいるところまで滑ってきました。
ちょうど目の前でマシンが止まったんですけど、さすがに怖かったですね。
■あんなにすごいクラッシュだったのに
そのサレスですが意識はあったようで、オフィシャルは頭を動かさないにように注意しながらドライバーを外に出しています。
慎重ですが、かなり迅速な行動です。サレスはオフィシャルのメディカルセンターに運ばれましたが、ケガはなかったようで、ホッとしました。
■地元にて
日曜日の朝、雪の為に中止となったことをCART代表のアンドリュー・クレイグが記者会見をしていました。
その席にマリオ・アンドレッティもいたのですが、「僕の地元でこんなことになってごめんね」と謝っていました。
別にマリオが悪いわけではないんですけどね。マリオの人柄を感じますね。
■アメリカの雪
アメリカで雪を見たのが初めてなのに、まさかオーバルコースに積っている雪を見るなんて。
しかも昨日は日中半袖でも平気だったのに。普段はLAにいるので貴重な体験をしました。星条旗が寒そうになびいています。
■氷点下?
氷点下なんてほんとに久しぶりで、寒くてなかなか外にいられない状態でした。
にも関わらず現地のファンの人達はサーキットまで見にきていましたね。5月27日は晴天の下で観戦したいところです。
■フェルナンデスが、、、
土曜日の午前中のプラクティスで、フェルナンデスが第4ターンにヒットしました。
今回2回目となるクラッシュシーンの目撃です。このコースでは最高速で177マイル(285キロ)は出ていますからね、無事でなによりです。
■いずれ見分けがつかなくなるかも
今回の予選で2位となったのはフィッティパルディでした。
いつのまにかフィッティパルディも口ひげを伸ばしたんですね。
やはり、アンドレッティの地元での開催だったからでしょうか(関係ないですね)。結構似合っていました。
■二人のチャンピオン
予選終了後、モントーヤがダリオのピットで祝福されていました。去年のシリーズポイントでは同点だった二人です。
ダリオは今回の予選で14位でした。レースではダリオがどれくらいポジションを上げることができるか今から楽しみです。モントーヤはトラブルがないと良いですね。
■どうしてそんなに速いの?
予選日、午前中のプラクティスでのモントーヤの走りです。
このセッションでもトップタイムを記録していました。エンジンがトヨタに変わっても速いですね。
エリオも昨年のここナザレスではスタートから15周ラップリードを記録しています。速い人はなにに乗っても速いんですね
■モントーヤのシューズ
モントーヤですが、シューズを黄色にしたせいか、やけに足元が目立っていました。
昨年に続きポールポジションを得ましたが、レースはどうでしょう。しかし、5月27日に雨が降って、翌日開催となったら大変なことになりますね。
ガナッシはインディ500に参戦するので5月28日開催のインディ500に出れなくなってしまうからです。
■親子二代
モントーヤと腕を組んで歩いている人がモントーヤの父親で、彼は以前アイルトン・セナとカートのワールドカップで一緒にレースをしたこともあるそうです。
モントーヤがカートに初めて乗ったのはなんと3ケ月で、父親がレースに勝った後、赤ちゃんだったモントーヤを抱いてサーキットを1周したそうです
■間に合ってよかった
予選が始まり、ピットで待っているとちょっと急ぎ足で黒澤選手がやってきました。
午前逃げ切る中のプラクティスでクラッシュしてしまい、大急ぎでマシンを修復したらしいです。なんとか間に合ったようですが、心境は穏やかではないですよね。
■黒澤選手はどっち!?
ドライバーによってはヘルメットを車に乗ってからする人と、そうでない人がいます。グローブもそうです。
黒澤選手はマシンに乗る前にヘルメットもグローブもするタイプでしたね。
この後、予選では急遽修理したマシンで初めて20秒を切るタイムを記録しました。
ホームステッドでもそうでしたけど、ここ一番というところに強いですね。レースが楽しみです。
■またもやクラッシュ
2日目午前中、今回3度目となるクラッシュを目撃、なんと黒澤選手でした。フェルナンデスとほぼ同じ所です。
黒澤選手が車から降りると、無事だったことに対して観客が拍手をするんですね。フェルナンデスのときもそうでした。
しかし、自分の近くで3回もクラッシュが起こると日ごろの行いを考えますね。良いのか悪いのか。
■トレイシーは4位
ここナザレス(おもにショートオーバル)でのレースを得意としているトレイシーですが、今回は予選前の午前中のプラクティスで2番手まで順位が上がったものの、予選では4位でした。
しかし、レースはなにがあるか解らないので5月27日に期待しましょう。
■次こそは優勝を!
午前中のプラクティスでトップだったエリオ・カストロ‐ネベス。
午後のプラクティスでは、モントーヤがトップに。去年のナザレスでもこの二人が予選ワンツーで、決勝は激しいバトルになりました。
ちなみに、モントーヤがポールトゥーウインで優勝し、カストロ‐ネべスはリタイヤでした。