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CARTチャンピオンシップ・シリーズ 第1戦 ホームステッド【プラクティス3】レポート

<US-RACING>
 昨日同様快晴に恵まれたホームステッド-マイアミ・スピードウェイ。懸念された風も昨日よりは弱そうな気配だ。午前9時45分、金曜日のタイムが遅かったほうのグループから最終プラクティスがスタート。中野信治、黒沢琢弥もこのグループだ。

 金曜日は決勝用のセッティングに集中するというチームの方針にしたがって、常にフルタンク状態で走行していた中野信治は、このプラクティスで予選用のセッティングにトライ。18周目にこのレースウィークで初めて27秒を切る26秒600をマークし、グループ3位につける。黒沢琢弥はサスペンションが決まらない様子で28秒を切れずにいる。今一つ波に乗れないホンダユーザーのチーム・グリーンの2台も、走ってはピットインを繰り返し、どうしても27秒を切れない。

 このグループ1では、昨年スーパーサブとして大きな注目を集め、今年はパトリック・レーシングのレギュラーシートを得たロベルト・モレノが26秒327(205.386Mph/330.537km/h)でトップ、2位は26秒411でジミー・バッサー、3位には26秒416までタイムを縮めた中野信治がつけた。黒沢琢弥は25周走って、24周目に出した28秒132がベストタイムである。

 金曜日のタイムが速いほうのグループは午前10時45分にコースイン。マイケル・アンドレッティが最初のアタックで26秒244をマークし、あっさり総合でトップに立つ。アンドレッティは昨日からスパッとタイムを出すと、あとはピットで再調整というパターンで、無駄な周回がない。何か自信のほどをうかがわせる。

 30分過ぎ、昨年のチャンピオンで、今年からトヨタユーザーとなったファン・モントーヤが26秒を切る25秒984でトップを逆転。さらに98年IRLチャンピオンで、CARTではルーキーとなるケニー・ブラックも26秒139でアンドレッティを上回り、いよいよ最終プラクティスも盛り上がってきた。

 再びコースインしたアンドレッティは最後のアタックで26秒177までタイムを縮めたものの逆転ならず、逆にブラックが最後に25秒815(209.460Mph/337.093km/h)をたたき出し、見事に最終プラクティスのトップの座を手に入れた。モントーヤが2位、3位にはブラックのチームメイトのマックス・パピスが26秒163で入った。

 結局、プラクティス総合タイムの遅い順に始まる午後の予選は、開幕1週間前に参戦が決まったアルシェロ・プロジェクト・レーシングのルイス・ガルシアJr.から始まり、黒沢琢弥が2番手、中野信治は14番手、メルセデスの最終アタッカーとしてトニー・カナーンが18番手、ホンダの最終アタッカー、ジル・ド・フェランが20番手、トヨタはモントーヤが24番目、そして好調フォード勢の“しんがり“としてブラックが最後にタイムアタックをすることになった。

 さあ、どこまでタイムアップするか、大注目!