開幕戦のセブリングに続き、今回もポール･ポジションを獲得したのはド･フェラン･モータースポーツのアキュラARX-02aでした。24歳のフランス人ドライバー、シモン･パジノー（写真左）が最速タイムをたたき出したんですが、なんと彼は今回が初めてのセブリングだったので驚きです。チャンプ･カー時代も光っていましたが、これからも活躍しそうですよ。
予選2位はこのコースをインディカー時代に経験しているベテランのスコット･シャープで、アキュラARX-02aがワンツーを獲得しました。タイムは1秒近く離れていますが、長丁場となる決勝では解りません！ それにしても今回はアウディやプジョーがいないので、ちょっと寂しいです。
LMP2のトップはセブリングでクラス優勝に輝いたフェルナンデス･レーシングのアキュラARX-01b。タイムを出したのはルイス･ディアスでした。セブリングが終わって2週間とそれほど時間は経っていないのですが、こういった街中で見るスポーツカーはかなり新鮮です。特にプロトタイプがいいですねぇ〜。
名門ダイソン･レーシングにスイッチした注目のマツダは、今回ARX-01bに0.286秒差まで迫りました。あともう一歩でしたね。昨年とは比べられないほどの躍進で、決勝でも今回はかなりいけそうだとニラんでます。
ヨー ブラザー！ なんて感じの雰囲気ではありませんが、久しぶりにピットでフランキッティ兄弟が顔を揃えました。インディカーに戻ってきた兄は、早速最初のプラクティスでトップ！ 弟はP2クラスの予選3位と兄弟で好調ですよ。