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第6戦デトロイト予選はディクソン&ホンダが今季初ポール、佐藤琢磨は12位!

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プラクティスで総合トップだったS.ディクソンが、1分10秒3162の新コースレコードとともに、今季初のポール・ポジションを獲得。デトロイトでは前回の08年に続く2度目、通算では18回目です。毎年ポールを獲ってきたディクソン、これで6年連続となりました。
 

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「これほど難しく、ドライバーの身体的にも厳しいこのコースで、前からスタートできるのはほんとうにハッピーだよ」と語るホンダのディクソン。「コースはバンピーで、パスに最も適した場所はストレート上だけということもあり、前からのスタートはとても重要なんだ」
 

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終了間際に、わずか0.0044秒差で今季3度目のポールを逃してしまったパワー。「明日のレースではスマートにいくだけだよ。僕は勝つために僕のレースをするだけ、バカなことは何もしないということさ」と本人。ペンスキー主催のレースでぜひ勝ちたいところです。
 

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予選3位は10年のソノマ以来となる最終ラウンド進出を決めたA.タグリアーニで、「ホンダに戻って初めてのストリート・コースで、我々はとてもうれしいよ」とコメント。ブライアン・ハータ・オートスポーツにとって、シリーズにおけるベスト・グリッド獲得です。
 

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予選4位にはS.パジノウが入り、ルーキーとしては最上位になりますが、ALMS時代にここで3位フィニッシュした経験をもっています。「ここ数年一緒に戦ってきたエンジニアのB.ブレッツマンのお陰だよ」と本人、2位に入ったロング・ビーチのような走りを期待!
  

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カーブデーの最終プラクティス前に新エンジンに換え、インディ500を制したホンダはストリート・コースで今季初のポール・ポジションを獲得しました。しかし予選2位のシボレーとは0.0044秒差で、トップ10中4台だったことからも、その差はほとんどない模様。
 

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3度行われたプラクティスで1分13秒6104に終わり、総合23位と低迷していた佐藤琢磨でしたが、レッド・タイヤで臨んだ予選のラウンド1は1分12秒0913で今季初のラウンド2進出。1分11秒8122まで縮め、今季ベストとなる予選12位に入りました。G.レイホールがエンジン交換のペナルティで10グリッド後退となるので、明日は11番手からのスタートとなります。
 

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「継続してきたセットアップの変更が、ようやくスピードにつながってきました」と琢磨。しかし「今季初のQ1突破はうれしいですが、これまでの予選は不運続きだっただけで、週末のパフォーマンスとしては以前のほうが高かったです」と手放しでは喜べない様子。
 

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「今回はある意味一番厳しい状況の中でスタートし、トラブルがなかった予選を通過したということで、クルマ自体はもっと良くしないと明日のレースは厳しくなりますね」と全体を振り返った琢磨。明日の決勝前のウォームアップで、最後の調整にかけます。
 

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昨日の雨模様とは打って変わり、快晴となった二日目。朝は気温10度と肌寒かったのですが、約23度まで上がりました。大勢の観客がベル島に集い、08年以来のレース・ウィークエンドを満喫。明日はサンダーストームの予報もあり、降水確率40%となっていますよ。
 
今晩(3日)21時より予選レポートをUSTREAMでお届けします。佐藤琢磨選手の予選後のインタビュー&詳細なコース解説など、レース前に必見。今回は有料(400円)となってしまうのですが、よりレースを楽しむためにも、ぜひご覧ください!
 
●公式予選リザルト(ペナルティ施行前)

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●予選最終ラウンド映像

 
●プラクティス総合リザルト

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●第3プラクティス・リザルト

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●第3プラクティス・ハイライト映像