ドライバーズブリーフィングで1人を除いて皆納得したことだ……ですか。RACERでのポール兄貴のコラムを読んで、エドモントンでのエリオへのペナルティがアンフェアな裁定ではなかったという点に関しては納得しました。
コラムを読んだだけで納得してしまうあたり、SuperGTやF1で実施されている、元レーシングドライバーによるスチュワードは、ドライバーだけでなく、ファンとしても納得しやすいのかも? ポール兄貴、引退(してほしくないけど)したら通年でやってくれたらいいのになぁ〜!
車検担当とともに「オマエが言うな」コンビを結成してほしいところです。しかし、どうしてバトル中にラインを外してはいけないのか、その部分に関しては実は未だに納得がいきません。火花散る大バトルを観たいですよね。
ところで古くからのファンのかたには今さら感はあるものの、ちょっとポール兄貴の紹介です。我らが兄貴、ポール・トレーシーはF1でいうと……、と書こうとして、なかなか適切な人物がいません。あえて言うならばコース外でもファンを楽しませられるモントーヤといったところかな?
彼にかかれば火の出るような激しいバトルなんて朝メシ前。チームメイトであっても、どちらかが(たまに両者)リタイヤすることもあるほどの激しさです。従って、楽しくなかったドライバーは大数。最近でいうとブルデー(セバスチャン・ボーデ)なんかは、よく文句を言っていましたね(笑)。
納得しなければ監督だって関係ナシ。思ったことはガンガン言う、観ていて楽しい人物です。プライベートもアメリカンスタイルの豪快なバイクやクルマを乗り回すマッチョな漢。しかし時おり「実はナイーブなんじゃ?」思われる行動が見られるのはヒミツです。
Illustration & TEXT by アラブルカ
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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