4コママンガ

ある意味ターミネーターな男 – インディカー・IRL –

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 うーーーん、こんな登場の仕方を望んでいなかったよ、アレックス。なにしろ武藤選手がインディ・プロシリーズでランキング2位だったときのチャンピオン。さらに遡ると2003年、マクラーレンオートスポートBRDCアワードも受賞。そんなロイド選手が今年フル参戦できそうだったので、ものすごく期待して見ていたのです。なんかパッと見、顔がターミネーターっぽいので、成績次第で面白いドライバーになるかなと。ちなみに体は細いので、ちょっと不思議な感じです。
 そんなロイド選手ですが、思えばやっとのことで(チームはチップ・ガナッシだけど動かしているのはチーム・レイホール)デビューした2008年のインディ500では、かなり危ないクラッシュ。そしてその後目立つ事無く……。いかん、この流れはマズいですよ。とはいえ今のデイル・コイン・レーシングではいかんともしがたい。しかし前年のジャスティン・ウィルソンは勝っている訳で、やはり状況は悪い。なんとか踏ん張って欲しいところです。
 そして思うのはジャスティンってスゴいな、ということ。デイル・コインでも、ドレイヤー・レインボールドでも活躍してしまいましたよ。元F1ドライバーとはいえ、信じられないような出来事です。
 さて話はロイド選手に戻りますが、2008年のインディ500のプレスルームで、WiiFitのイベント開催時のこと。ディクソンとウェルドンと3人でゲームに挑んでいたのですが、ウェルドンは決して最初にはプレイせず、ディクソンやロイドの様子をニヤニヤ眺めつつソツなくこなし、ディクソンは例によって無表情にそれなりのスコアを残します。対するロイド選手は、ものすごくマジメに一生懸命挑んでいるのが印象的でした。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ