[自然発毛 – インディカー IRL -]
いつもはフィクションですが、今回はほとんど実話です。
マニングは全日本F3を走っていた頃（1999年のチャンピオンです）とは全然変わってしまいましたよね。もちろん変わったのは見た目だけで、スピードセンスやテクニックは目を見張るものがあります。BARのテストドライバーもつとめていたくらいですから、腕は確か。なにしろマニングが入ってからのAJフォイトエンタープライズは上り調子。おそらく今年も上昇傾向を維持できるのではないでしょうか。あ、あえて言うならレーシングスーツを、もう少し今っぽいカッコいいのにしてほしいかも？
さて一方のブリスコーは、2003年ユーロF3のチャンピオン。昨年のALMS（PENSKE-Porsche）での走りと、スポット参戦したIndy500での走りが評価されての抜擢です。トヨタF1のテストドライバーをしていたころは「もしゃもしゃ髪」だったのですが、最近は短髪で微妙に誰だか分かりづらい。長くて多く、強い天然パーマな髪が、ブリスコーのアイデンティティだったんですけどね。さてこのドライバー、かなりトんだ人らしいのです。実際昔、目前で起きたスピンに巻き込まれて大クラッシュしたのですが、それでまたインディに乗ること自体、並の神経では勤まらないハズ、と内輪で盛り上がったことを思い出します。ALMSでの走りや、今までの戦績を見る限り、ロードコースではかなり強力ではないかと思われます。ロードコースマイスターのエリオとの争いも白熱しそうですね。
さて今回の2人は、ともにF1のテストドライバーをつとめたこと、チップ・ガナッシに乗っていたことが共通点。ガナッシのチームではこれまた同じく不振だったのですが、パッケージの不調もあったと考えられています。今年はこの二人にも注目ですね。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ